2013年10月31日木曜日

高校野球 秋季大会関東決勝

秋の高校野球関東大会の決勝がひたちなか市民球場にて行われました。
今年は地元開催ということで3チームが出場した茨城県勢でしたが、関東の壁は厚く、霞ヶ浦高校・常総学院・水戸工業いずれも初戦敗退となり春の選抜大会出場は絶望的となりました。
決勝は群馬県の桐生第一と栃木県の白鴎大足利。

快晴のひたちなか市民球場
 
両チームの先発バッテリー
 
 先発投手の立ち上がりに差が出ました

 
白鴎大足利が先制

 桐生第一も1点差まで追い上げます

しかし同点はならず
 
直後に押し出しで引き離されます
 
桐生第一は3投手が継投
 
着実に加点して優位に立つ白鴎大足利
 
 ピンチにも動じず見事優勝

桐生第一は惜しくも準優勝

優勝の記念撮影
 
白鴎大足利の応援
 
桐生第一の応援

東都大学 青学大は4位 渡邊友太郎が首位打者

東都大学野球は31日に最終戦が行われました。
前日は福本くんが初回に大量失点して主導権を握られてしまいましたが、この日も齋藤英輔くんが失策がらみで初回に2点を奪われる苦しい展開。5回にも四球で崩れてしまい4失点と最後の試合も不本意な結果となってしまいました。
打線は7回に渡邊友太郎くんの2塁打をきっかけに1点を取ったものの及ばず。拓殖大学との3位直接対決で連敗。4位に終わりました。
今日も活躍した渡邊友太郎くんが首位打者となり、指名打者としてベスト9にも選出されています。外野手では打率3位の杉本裕太郎くんもベスト9に。投手では東條大樹くんが防御率1位でした。

試合結果 青山学院大学 2敗
青山学院大学3-5拓殖大学

青山学院大学1-5拓殖大学


最終結果
1位 亜細亜大学
2位 國學院大学
3位 拓殖大学
4位 青山学院大学
5位 中央大学
6位 駒澤大学

2013年10月29日火曜日

金丸投手が戦力外に

金丸将也投手と育成の小松剛投手が戦力外となりました。
金丸投手は昨年2軍で好投していて、今年期待していたのですが思ったような結果が出ていないようでした。ただフェニックスリーグにも参加していたので驚きですです。岸本投手もそうですがまだやれそうなだけに残念です。
これで弦本投手に続いて2010年ドラフト選手がいなくなることになりました。

2013年10月27日日曜日

青山学院大学・女子 春秋制覇

関東大学バレー秋季リーグ。女子は本日が最終日。1敗で並ぶ青山学院大学と東海大学の直接対決が行われ、2セットを連取した青学大が粘る東海大をストレートで下して優勝を決めました。3位は嘉悦大学となり、3強が強さを発揮した秋となりました。
最下位の宇都宮大学と7位の日本女子体育大学は入替戦に回ることになっています。2部では国士舘大学が全勝優勝、2位は大東文化大学でした。

試合結果 青山学院大学 9勝1敗
青山学院大学3-0東海大学
    (25-18)
    (25-17)
    (26-24)

最終順位
1位 青山学院大学
2位 東海大学
3位 嘉悦大学
4位 筑波大学
5位 日本体育大学
6位 東京女子体育大学
7位 日本女子体育大学
8位 宇都宮大学


男子2部は10日目が行われ、ここまで全勝だった中央学院大学を青山学院大学が3-1で破る金星。入れ替わりで法政大学が首位に立ちました。残り1試合を残して、法政大と中学大が9勝1敗、青学大が8勝2敗、宇都宮大学と大東文化大学が7勝3敗となっています。
青学大は今日の勝利でわずかながらも1部との入替戦に出場できる可能性を残すことが出来ました。最終戦は青学大が大東大と、法政大が国士舘大学と、中学大が宇都宮大と対戦します。

試合結果 青山学院大学 8勝2敗
青山学院大学3-1中央学院大学
    (25-23)
    (21-25)
    (25-19)
    (25-19)

2013年10月25日金曜日

広島1位は大瀬良投手! 常総・内田選手は楽天

ドラフト会議が行われ、広島東洋カープの1位指名は従前予想の左腕・岩貞投手ではなく、阪神・ヤクルトが指名を明言していた大瀬良大地投手。3球団競合となりましたが、見事くじを引き当て交渉権を獲得しました。
もともと評価が高く広島の1位指名が濃厚でしたが、直前での報道で競合を避けて岩貞投手へいくのではないかと言われました。不足する左腕投手へのこだわりもあったようですが、それでも大瀬良投手という豪腕右腕投手を獲得できたことは良かったと思います。今村投手とは好敵手だったようで常に意識していたとのこと。2人とも性格もとても良さそうな選手なので、同じチームでの活躍を期待したいです。

2位には東都大学覇者・亜細亜大学の九里亜蓮投手。こちらも右腕投手。速球が武器の大瀬良選手に対し、制球力が魅力の投手。アメリカ出身で、中学・高校を中国地方で過ごしたそうで広島は適地でしょうか。
3位は社会人の田中広輔選手。小柄な遊撃手ながら長打力があり、脚力もある選手。菊池くん、安部選手、上本選手、庄司くん、鈴木誠也くんなど競争の激しい若手内野手で、だれが梵選手の後継となれるのか楽しみです。
4位は社会人右腕の西原圭太投手。5位は高卒の中村祐太投手となりました。

長打力が魅力な常総学院の内田選手は東北楽天が2位指名。土浦市出身の渡邉選手は北海道日本ハムが1位指名しています。
青山学院大学の東條投手はJR東日本へ入社。プロ志望だった齋藤投手は残念ながら指名されませんでした。

2013年10月24日木曜日

東都大学 青学大1部残留を決める

天候不順で延期が続いていた駒澤大学と青山学院大学の3回戦が行われました。
青学大の先発はここまで抜群の安定感を見せていた福本翼くんでしたが、初回に失点し、3回にも追加点を許し早々に降板。打線は1点をリードされた1回裏に安打・犠打・適時打と理想的な展開で1点を返し、5回にも絶好調の渡邊友太郎くんが無死満塁から適時打を放って、同点に。
福本くんの後を受けた東條大樹くんが粘りの投球で無失点に抑えると、延長10回にミスに乗じて1死満塁として小林諭尚くんがサヨナラ適時打。
これで青学大が2勝となり、勝点を2に伸ばし3位に浮上しました。この結果最終戦に負けても、勝点0の駒澤大学を上回ることが確定し1部残留も決定となっています。

試合結果 青山学院大学2勝1敗
青山学院大学3-2駒澤大学

全日本選手権・関東 青学大などが勝ち抜け

全日本選手権の関東ブロックラウンドがひたちなか市総合体育館で行われました。男子は4チーム、女子は3チームが決勝ラウンド進出を決めています。

男子はAグループで宇都宮大学(栃木)を接戦で破った日本体育大学(東京)が代表に。
Bグループは地元クラブチームRAKUTAMA(茨城)が善戦するもVチャレンジの東京ヴェルディ(東京)に敗れ、その東京ヴェルディに勝った専修大学(東京)が東海大学(神奈川)に完勝。
CグループでもVチャレンジの富士通カワサキレッドスピリッツ(神奈川)に勝った早稲田大学(東京)が明治大学(東京)を下しています。
DグループはVチャレンジからつくばユナイテッドSunGAIA(茨城)と警視庁フォートファイターズ(東京)が参加したものの、こちらも準決勝で大学勢に苦杯。中央大学(東京)との大熱戦を制した順天堂大学(千葉)が進出となりました。

女子のAグループは大学から4チームが参加し大激戦。Vチャレンジの雄・上尾メディックス(埼玉)が苦戦しながらも勝利しています。
Bグループは下北沢成徳高校(東京)が松蔭大学(神奈川)を苦しめましたがあと一歩及ばず。関東大学2部の松蔭大学はVチャレンジ・柏エンゼルクロスを寄せ付けず、関東大学1部の嘉悦大学(東京)も大接戦の末下しています。
Cグループは大学勢にVチャレンジ、実業団や高校が絡みました。伏兵の細田学園高校(埼玉)が初戦で宇都宮大学(栃木)を激戦で下すと、Vチャレンジ・GSSサンビームズ(東京)にも辛勝。決勝は関東大学女王の青山学院大学(東京)と対戦。ここではさすがに実力の差が出て、青山学院大学が勝利し、決勝ラウンドに進みました。

毎年のことですが、各地方ブロックでは有力大学リーグがある地方ではVチャレンジ勢が簡単に負ける試合が多いです。特に、関東と関西ではVチャレンジチームでも容易に勝ちぬけられず、今大会でもVプレミアにもっとも近い上尾メディックスだけがなんとか決勝ラウンドへ進出することができたくらいです。
他の地方大会でも大学勢や高校勢が勝ち抜くこともあり、実業団チームのレベルアップがなかなか進んでいない様子がうかがえます。

2013年10月18日金曜日

グラチャン 永松幸乃選手がエントリー

11月12日から開催されるグラチャンの出場選手20人が発表されました。
日立リヴァーレからは江畑幸子選手と佐藤あり紗選手がアジア選手権に引き続いて選出されています。さらに、モントルーバレーやU23世界選手権での実績が認められた高橋沙織選手が加わり、セッターの永松幸乃選手も招集されました。
実際に試合に出られるかどうかはまだ判りませんが、20選手中、リヴァーレから4選手が選ばれるというのはすばらしいことです。

巨人に3連敗

日本シリーズ出場を賭けた巨人戦。2戦目の先発はエース・マエケンでした。
登板間隔が短いので心配されたマエケンでしたが、3回に安打と四球で1死1、2塁の場面で失投。3点本塁打を打たれてしまい、5回で降板。その後は久本投手、中田投手、今井投手と中継ぎ陣が好投し、無失点。
しかし、打線は8回まで1安打と完璧に抑え込まれ、最終回にやっと菊丸がつないで1死満塁の1打逆転の見せ場を作りましたが、後が打てずに完封負け。

後がなくなった3戦目は野村祐輔くん先発。
初回に丸選手が四球を選び、菊池くんが犠打で1死2塁と本来の形ができ、梵選手が適時打。理想的な先制点を挙げることができました。
野村くんは3回2死までは無難でしたが、ここから連打を浴びて同点とされ、4回にも1死1塁から長打を打たれて逆転されます。5回からは早くも中継ぎを投入しますが1点を奪われてしまいました。
これに対して、今日も広島打線は沈黙。2戦目と同じ3安打しか打てず、巨人との戦力の差を見せつけられた3連戦となってしまいました。

いいところが出せないまま終わってしまったとはいえ、投手陣は巨人打線を3点に抑えていたので、ある程度は戦えるようになってきたと思います。
来期は5番手以降の投手が役割を果たし、この3連戦で結果を出せなかった打撃陣をもう1ランク押し上げられれば、Aクラス常連になれる力がつきそうです。今は2軍で頑張っている若手選手たちの成長に期待したいです。

2013年10月16日水曜日

菊池 絶好調の猛打賞4安打 孤軍奮闘もむなしく

阪神との熱戦を制して東京ドームでの巨人との最終決戦。初戦は大竹寛投手が先発。
初回、先頭の丸選手が投手強襲の内野安打で出塁。進塁打と暴投で2死3塁としますが得点ならず。しかし、2回に梵選手2塁打と死球、廣瀬選手犠打で1死2、3塁とすると、打球は三ゴロ。本塁走塁死かと思われましたが、この送球が走者に当たって相手失策により2点先制に成功。思わぬ展開でしたが、幸運でした。
先発の大竹投手は初回を3者凡退、2回も失策で走者を出すものの無安打と上々の出来。しかし4回に2つの四球と安打で無死満塁。三振を奪って1死としますが犠飛を打たれて1失点。なおも四球を出してしまい2死満塁でしたが、ここは三振を奪ってしのぎます。
なんとか得点を挙げて引き離したい広島は5回2死から菊池涼介くんキラ安打が出て1死1、3塁。さらに四球で満塁と絶好の好機を迎えますが得点に結び付けられず。
すると大竹投手が6回に併殺を取った直後に被弾しついに同点に追いつかれてしまいます。
流れを引き戻したいところで菊池くんがまたもや中前安打で出塁。これが今日3本目の猛打賞。さらに初球から盗塁。これが暴投を誘いました。果敢に攻めて3塁まで進塁。今日は打撃も走塁も絶好調。守備でも驚異の跳躍力を魅せるなど一人奮闘しますが、ここも抑えられ生還ならず。
すると、その裏に大竹投手の後を受けた横山投手が大ピンチ。2つの四球と安打で2死満塁。再三の好機を逃す広島とものにするのが巨人の差でしょうか。適時打を食らってしまい勝ち越しを許します。
このままでは終われない広島は9回に代打・岩本選手安打で出塁。さらに死球で2死1、2塁の場面で、本日大当たりの菊池くん。今までなら簡単に凡退しそうな場面でしたが、ここも三遊間抜けるかと言う内野安打4安打目。しかし、打球が若干緩かったことで左前に抜けず、2塁走者の赤松選手が勢いあまって3塁で走塁死。一歩及ばず試合終了。勢いだけでは巨人を上回っていただけに初戦をものに出来なかったのは本当に痛い試合でした。

クライマックスに入ってから打撃面でもまるで別人のような大活躍を見せる菊池くんが今日も大爆発。まさにチームの躍進の原動力、かつ勝負を分けるキーマンとなってきました。守備では今までもお墨付きをもらっていましたが、打つほうでも圧倒的な存在感を示しています。今日のチーム安打の半分が菊池くん一人のもの。このままこの調子を維持できれば、有無を言わさず球界屈指の名二塁手となれるでしょう。残りの試合も是非ためらうことなく突っ走ってもらいたいものです。

試合結果
広島2-3巨人
大竹寛 6回 被安打4 被本塁打1 与四球3 奪三振4 防御率3.00
菊池涼介 5打数 4安打 1盗塁 打率.800

青山学院大 初の黒星 中央学院大が首位

関東大学バレーボール秋季リーグ。男子2部は青山学院大学が春季1部から降格の2チームと対戦。国士舘大学には3-1と勝利したものの、法政大学に1-3で破れ、連勝は7でストップしました。
両チームとも実力は拮抗していたようで、法政大にも第1セットを奪い、第4セットも接戦となったものの勝利することができませんでした。
8日目までの日程を終えて、負けなしの中央学院大学が8戦全勝で首位。7勝1敗で青山学院大学と法政大学が続いています。悲願の1部昇格をかけた入替戦争いはこの3チームを軸に、6勝2敗の宇都宮大学と大東文化大学の5チームが絡む激戦となっています。

試合結果 青山学院大学 7勝1敗
青山学院大学3-1国士舘大学
    (25-23)
    (25-17)
    (22-25)
    (25-14)

青山学院大学1-3法政大学
    (25-19)
    (14-25)
    (20-25)
    (27-29)

2013年10月14日月曜日

キラ・エル爆発 好守・好走塁連発 連勝で東京へ

エース・マエケンで順当に勝利した広島。2戦目の先発はバリントン。
初回。丸選手安打に、菊池くん犠打といつもどおりの展開で先制の好機をつくりましたが、後が続かず無得点。
一方、バリントンはいきなり先頭打者本塁打を打たれる不安な立ち上がり。制球に安定を欠き、2回も1死後に四球で走者を出し、続く打者に左翼へのフェンス直撃かという大飛球を食らいます。抜けていれば適時打となっていた打球でしたが、エルドレッドが長身を生かした大飛躍。左飛にすると、すかさず送球。これも好返球となり菊池くんの俊敏な動きも加わって、飛び出していた一塁走者を刺すことができました。今日一番の好守で崩れかけたバリントンが立ち直ります。
勢いに乗って得点を取りたい3回は石原選手丸選手安打が出て1死1、2塁としますが、ここも抑えられてしまい、無得点。
バリントンが懸命に投げ、内野陣は一時期の失策祭りを演じていた頃とは見違えるような好守連発で阪神に安打を許しません。バリントンは5回までで与えた安打は本塁打1本のみと抑え込みました。
なんとかバリントンの好投に報いたい打線は6回に先頭の菊池くん中2塁打で出塁。梵選手犠打で1死3塁。ここで頼れる4番のキラが右翼線へ適時打を放ち同点に。さらに今日は好守も見せたエルドレッドにも適時打が出て一気に逆転。バリントンに勝利投手の権利が発生。なおも木村選手安打に死球で満塁となったところで、バリントンに代打を送りましたが、追加点は奪えず。
6回からは横山投手が登場。2回を投げて阪神打線を完璧に抑えます。阪神打線は7回が終わってわずか1安打。
一方の広島は7回に丸選手の四球に菊池くん犠打で1死2塁と好機。勝負強さが光る梵選手がここでも右3塁適時打とすべてがうまく運びます。
8回には天谷選手中前安打に失策、石原選手犠打で1死2、3塁。代打の小窪選手がまたも3塁適時打。若き大砲・堂林選手が抜けたあと、木村選手と小窪選手が打撃で活躍してくれたことも得点力アップにつながっています。さらに菊池くん犠飛で1点を追加し、リードを5点に広げます。
8回は前日から連投の永川投手。昨日は完璧な投球でしたが、今日は先頭に安打を打たれると、暴投。さらに連打で1点を失ってしまいました。最後は二併殺でしたが、ちょっと残念な内容。
勢いを失いかけた9回でしたが、梵選手安打・失策で出塁。さらに左飛で梵選手が好走塁を見せて2死3塁。ここで暴投で1得点と、阪神は流れを引き寄せなければいけないところで失策連発。逆に広島はここ一番で好守、好走塁が出て勢いに乗っています。
9回は5点差ながらミコライオが登板。2死までもっていくも走者を出すと、一発を浴びて2失点。得点差があったから良かったものの、1点差の試合では相変わらず怖い一発病です。
終盤に不安な面が出たところはありましたが、野手陣の頑張りで2連勝。甲子園を埋める赤い応援の期待に応え、第1ステージを勝ち抜くことが出来ました。

今日は外国人3選手の活躍が光りました。バリントンは序盤こそ不安定でしたが、3回以降は立ち直って被安打はわずかに1。見事な勝利でした。そのバリントンを立ち直らせたきっかけはエルドレッドの大好守。あの飛躍は本当にすばらしかったです。その後は決勝打も放って、本日のヒーローとなりました。
初戦でも大活躍のキラは本日も同点打を放って勝利に貢献。守備もワンバウンドの球をとるのが巧いようです。
日本人選手では梵選手が守備に走塁に打撃にと奮起。今期終盤の好調を維持して勝負どころでの強さを見せ付けてくれました。1、2番の丸選手と菊池くんもそれぞれ盗塁、犠打と持ち味を発揮して好機を作り出しています。守備でも菊池くん、梵選手、木村選手と内野陣が躍動。再三の好守で投手陣を救っています。4本柱あっての今の広島ですが、それを支える野手も上位争いをするのにふさわしい陣容になってきました。

試合結果
広島7-4阪神
バリントン 5回 被安打1 被本塁打1 与四球2 奪三振2 自責点1 防御率1.80
菊池涼介 2打数 1安打 2犠打 1打点 打率.571
キラ 5打数 1安打 3三振 1打点 打率.444
エルドレッド 2打数 1安打 1四球 1打点 打率.200
梵英心 4打数 2安打 1犠打 1打点 打率.375
小窪哲也 1打数 1安打 2打点 打率1.000

2013年10月13日日曜日

マエケン先勝 キラ丸岩本に本塁打 菊池猛打賞

初のクライマックスシリーズに参戦した広島。敵地・甲子園をも真っ赤に染めるFANの声援を受けて先発したのはエース・マエケン
初回。1死から菊池涼介くんが初球を中前安打に。四球で1死1、2塁と先制の好機をつかみますがこの回は無得点。マエケンも1回、2回と走者を出すものの無難な立ち上がり。3回までは両チーム無得点で試合は進みます。
4回は3番梵選手右前安打、4番キラ中前安打と続いて、無死1、2塁。この日5番に起用された松山選手が期待に応える右前適時打で先制。中軸が仕事をしてくれました。
しかしその裏、マエケンも内野安打と盗塁で2死2塁とされるとまさかの中適時打を食らい、同点とされます。
打たれたら打ち返す。5回に先頭打者となったマエケンはお返しとばかりに右前安打。1死後に菊池くん今日2本目の中前安打。2死となったところで、4番キラが鮮烈な右翼席へ一直線の3点本塁打。試合を決める一打となりました。
7回も先頭のマエケン右前安打で出塁。菊池くん猛打賞の左前安打と5回と同じように好機を作ります。さらにキラも猛打賞の中前安打で2死満塁。絶好のダメ押しの機会が到来しましたが、ここは三振を取られてしまい得点ならず。しかし、今日はこの3人が本当によく打ってくれました。
マエケンは7回に四球と安打で1死1、3塁と一打同点も場面を迎えましたが、阪神打線に付け入らせず遊飛に投ゴロで抑え、7回1失点と上々の結果。
8回は永川投手がシーズン中同様、危なげない投球を見せて3者凡退。すると9回にここまであたりのなかった丸選手本塁打が飛び出し、思いがけないダメ押しに成功。さらに失策に四球で1死1、2塁の場面で代打の岩本選手がこれまたチームの勢いに乗ったかのような3点本塁打を叩き込み、阪神を圧倒。
9回は万全を期してミコライオ投入。最後は2者連続三振と気合の投球で締めて先勝。第1ステージ突破に王手をかけました。

今日の試合、投打に大活躍のマエケンはエースとして、隠れ主砲として勝利に貢献。阪神は事前にマエケン対策を講じて、勝利を期していたようですが、なんらの効果もなかったようです。
もう一人、鍵を握る選手として阪神に警戒されていたといわれるのが菊池くん。好守で得点を阻み、流れを引き込むことから、阪神打撃陣は極力右方向を避けて、三遊間狙いを試みていました。結果、補殺王の菊池くんがさばいたゴロはわずかに1つ。しかし、この1つをまるで嫌味のように俊足の守備でアウトにして、魅了してくれました。打つほうでもシーズン中ですらめったになかった猛打賞と大事な一戦で相手投手陣の切り崩しに成功。影の主役とも言える働きでした。
もちろん、4番のキラも猛打賞に決勝本塁打と重責にも役割を十二分に果たしてくれました。投打の主軸がかみ合っての快勝。この勢いのまま2戦目も勝利したいところです。

試合結果
広島8-1阪神
前田健太 7回 被安打5 与四球2 奪三振5 自責点1 防御率1.29
菊池涼介 5打数 3安打 打率.600
キラ 4打数 3安打 1本塁打 1三振 1四球 打点 打率.750
岩本貴裕 1打数 1安打 1本塁打 3打点 打率1.000
前田健太 3打数 2安打 1三振 打率.667

2013年10月11日金曜日

青学大 中央大に連勝で勝点1

勝点がなく苦戦が続く青山学院大学と中央大学。入替戦回避のためには勝つしかない両チーム。初戦は初回に2つの四球で好機をもらった青学大が4番杉本裕太郎くん、5番渡邊友太郎くんの連続適時打で3点。さらに安田紘規くんにも適時打が出て4点と優位に立ちます。先発の福本翼くんは2回に失策も絡んで2点を奪われるものの安定した投球。5回に再び渡邊友太郎くんの適時打で3点差。終盤に中央大の猛攻にさらされるものの、田中一也くん、齋藤英輔くんがしのいで勝利しました。

2戦目の先発はこちらもすばらしい成績の東條大樹くん。なかなか点が入らないものの優勢の青学大は5回に加藤匠馬くんの2塁打に佐野力也くんが続き、小林諭尚くんの犠飛で先制。8回には吉田正尚くんに本塁打が飛び出してダメ押し。東條くんは9回をわずか3安打に抑える完璧な投球で中央大に完封勝ち。連勝で勝点1を得て、入替戦争いで一歩抜け出すことができました。

試合結果 青山学院大学 2勝
青山学院大学5-3中央大学

青山学院大学2-0中央大学

2013年10月8日火曜日

埼玉アザレア Vリーグ準加盟

Vリーグ機構は埼玉県川越市を拠点とする男子バレーボールチーム・埼玉アザレアの準加盟を承認しました。将来のVチャレンジリーグへの加入を円滑に進めるために設けられた制度ですが、すでにJAぎふリオレーナが昇格を果たしています。
今年は千葉市の千葉県選抜(千葉ゼルバ)も準加盟しており、男子チームは大阪のNBKドリーマーズとあわせて3チームになりました。女子は沖縄の残波WINGSがあります。
男子の3チームはいずれも実業団では上位の実力を有したチームのため、今期にもチャレンジリーグに昇格するチームが出てきてもおかしくありません。近年撤退チームが続いたVリーグを盛り上げるためにも是非とも準加盟チームが勝ち上がって欲しいものです。


今年のVリーグ参加チーム

Vプレミアリーグ・男子
堺ブレイザーズ(大阪府堺市)
パナソニックパンサーズ(大阪府枚方市)
東レアローズ(静岡県三島市)
サントリーサンバーズ(大阪府箕面市)
豊田合成トレフェルサ(愛知県稲沢市)
JTサンダーズ(広島県広島市)
FC東京(東京都)
ジェイテクトSTINGS(愛知県刈谷市)

Vプレミアリーグ・女子
久光製薬スプリングス(佐賀県鳥栖市)
東レアローズ(滋賀県大津市)
岡山シーガルズ(岡山県)
NECレッドロケッツ(東京都)
トヨタ車体クインシーズ(愛知県刈谷市)
JTマーヴェラス(大阪府大阪市)
パイオニアレッドウィングス(山形県天童市)
日立リヴァーレ(茨城県ひたちなか市)

Vチャレンジリーグ・男子
大分三好ヴァイセアドラー(大分県大分市)
つくばユナイテッドSunGAIA(茨城県つくば市)
警視庁フォートファイターズ(東京都新宿区)
富士通カワサキレッドスピリッツ(神奈川県川崎市)
東京ヴェルディ(東京都)
大同特殊鋼レッドスター(愛知県名古屋市)
近畿クラブスフィーダ(大阪府東大阪市)
兵庫デルフィーノ(兵庫県)
きんでんトリニティーブリッツ(大阪府大阪市)
トヨタ自動車サンホークス(愛知県豊田市)
東京トヨペットグリーンスパークル(東京都)

Vチャレンジリーグ・女子
デンソーエアリービーズ(愛知県西尾市)
上尾メディックス(埼玉県上尾市)
大野石油広島オイラーズ(広島県広島市)
PFUブルーキャッツ(石川県かほく市)
KUROBEアクアフェアリーズ(富山県黒部市)
仙台ベルフィーユ(宮城県仙台市)
JAぎふリオレーナ(岐阜県岐阜市)
柏エンゼルクロス(千葉県柏市)
フォレストリーヴズ熊本(熊本県熊本市)
GSSサンビームズ(東京都中央区)

Vリーグ準加盟・男子
NBKドリーマーズ(大阪府)
千葉ゼルバ(千葉県)
埼玉アザレア(埼玉県)

Vリーグ準加盟・女子
残波WINGS(沖縄県)

大阪府7チーム(VP男子3・VP女子1・VC男子2・準加盟男子1)
愛知県6チーム(VP男子2・VP女子1・VC男子2・VC女子1)
東京都6チーム(VP男子1・VP女子1・VC男子3・VC女子1)
広島県2チーム(VP男子1・VC女子1)
茨城県2チーム(VP女子1・VC男子1)
埼玉県2チーム(VC女子1・準加盟男子1)
千葉県2チーム(VC女子1・準加盟男子1)
東北2チーム(VP女子1・VC女子1)
関東1チーム(VC男子1)
東海2チーム(VP男子1・VC女子1)
北陸2チーム(VC女子2)
関西2チーム(VP女子1・VC男子1)
中国1チーム(VP女子1)
九州3チーム(VP女子1・VC女子1・準加盟女子1)

東京・大阪・愛知の3大都市圏だけで19チームが集まっています。関東は茨城・埼玉・千葉・神奈川で7チームがあります。
四国はかつて2チームありましたが現在は0。北海道と甲信越にもチームがありません。あとは各地方に最低2チームは存在しています。

2013年10月6日日曜日

菊池涼介 補殺日本記録更新&下水流初打点

今期最終戦の先発は最多勝がかかるエース・マエケン
しかし、初回にマエケンが大乱調。いきなり連打を打たれて、立て直すことができないままけん制悪送球。1死後に適時打を、さらに2死後に四球で満塁として、まさかの満塁被弾。いきなり5失点で最多勝どころか、防御率1点台も消えました。
2回以降も走者を背負う苦しい投球が続くマエケン。打線は3回、4回と走者を3塁まで進めるものの決定打がなく0行進。
6回に先頭の菊池くん左前安打で出塁。四球で無死1、2塁でエルドレッド左前適時打。菊池くんが生還して1点を返します。2死後に代打で登場は下水流昂くん。追い込まれながらも食らいついて中前適時打。最終戦でプロ初打点をあげました。
7回には先頭の小窪選手安打で無死1塁。丸選手3塁打を放ち、さらにキラの内野ゴロの間に追加点。マエケンの後を受けた久本投手、横山投手、ミコライオ無失点で、1点差に迫りましたが後が続かず。最終戦を飾ることは出来ませんでした。

試合結果
広島4-5ヤクルト
前田健太 6回 被安打9 被本塁打1 与四球2 奪三振4 自責点4 防御率2.10
菊池涼介 5打数 1安打 2三振 打率.247
下水流昂 1打数 1安打 1打点 打率.4OO

本日で広島は全日程が終了。菊池くんは最終戦も6つのゴロをさばいて、補殺記録を528に伸ばしました。本年の主な成績は以下のようになりました。(公式記録が発表されていないため確定ではありません。他チームの試合が残っているため順位は暫定です)

菊池涼介
打率.247(リーグワースト2位
安打 133本(リーグ11位、チーム2位)
2塁打 27本(リーグ5位タイ、チーム1位タイ)
3塁打 4本(リーグ2位、チーム2位)
本塁打 11本(リーグ24位、チーム4位)
打点 57点(リーグ13位、チーム2位)
得点 69点(リーグ10位、チーム2位)
犠打 50個(リーグ1位、球団史上1位)
盗塁 16個(リーグ7位、チーム2位)
三振 121個(リーグワースト2位
失策 19個(リーグワースト1位タイ
補殺 528個(リーグ1位、日本新記録)

良いほうでは犠打、補殺がリーグトップ。3塁打も2位となっています。悪いほうでは失策が最多で、打率、三振がワースト2位。良いほうでも悪いほうでも印象に残る成績でした。

青山学院大学 6連勝

関東大学バレー秋季リーグ。男子2部は第6戦が行われました。ここまで首位の法政大学は日本大学に1セットを奪われるものの、3-1で勝ち、6連勝。青山学院大学は桜美林大学、中央学院大学は亜細亜大学をそれぞれストレートで破って、こちらも6連勝となりました。
セット率で青山学院大学と中央学院大学が並んでいますが、得点率で青山学院大学が首位です。12日からは6勝の3チームとそれに続く、5勝1敗の大東文化大学、宇都宮大学、国士舘大学の上位6チームの直接対決が始まります。

試合結果 青山学院大学 6勝
青山学院大学3-0桜美林大学
    (25-13)
    (25-18)
    (25-23)

青山学院大学・男子5連勝 東都はいまだ勝点なし

関東大学バレー秋季リーグ。男子2部は第5戦が行われ、青山学院大学は東京経済大学にストレート勝ちで開幕5連勝。勝敗・セット率で3チームが並んでおり、得点率で法政大学が現時点首位。2位青山学院大学、3位中央学院大学となっています。

試合結果 青山学院大学 5勝
青山学院大学3-0東京経済大学
    (25-19)
    (25-20)
    (31-29)


東都大学野球は2日から4日にかけて試合が行われました。青山学院大学は國學院大学と対戦。初戦は主将・齋藤英輔くんが先発するも5回で5失点。終盤打線が追い上げるものの逃げ切られます。2戦目は初回に杉本裕太郎くんの適時打で先制。6回に同点とされるも粘り、延長15回に吉田正尚くんが決勝適時打。先発の福本翼くんが13回途中まで1失点の好投で勝利。
是が非でも勝点を取りに行きたい勝負の3戦目でしたが、國學院の杉浦くんをなかなか打てず。序盤の大量失点もあり、終盤意地を見せましたが、惜しくも敗れてしまいました。
これで駒澤大学、中央大学とともに3チームが勝点0となっています。駒澤大とは最終3戦目が残っており、中央大とは来週直接対決があります。

試合結果 青山学院大学 1勝2敗
青山学院大学3-5國學院大学

青山学院大学2-1國學院大学

青山学院大学3-6國學院大学

2013年10月4日金曜日

下水流初安打 菊池本塁打&補殺新記録に王手

前田智徳選手の引退試合ということで注目を集めた試合の先発は今期自身初先発となった福井優也くん
肝心の立ち上がり。ストライク先行の投球ができていました。球速はまあまあで、四球から崩れることを警戒してか、球がやや真ん中に集まりすぎている気がしましたが、大事な試合ということで慎重だったのかもしれません。初回はゴロ3つで3者凡退とすばらしかったです。
2回先頭打者を内野安打で出しますが、遊直で1死1塁。続く打者の当たりは菊池くんのところへ。併殺を狙いに行ったのでしょうが、落球。倒れこみながら二塁へ送球しましたが、これが悪送球となり1死1、3塁。走者を貯めると危険な福井くんだけに無理せず2死2塁のほうが助かったでしょうが、結局この後、左飛を打たれ、初スタメンの下水流くんが懸命に送球しますが、若干逸れてしまい先制を許します。
3回は1死をとってからいつも大乱調が始まってしまいました。変化球を右前へ運ばれ、続けて高めの球をこれも右前安打で1死1、3塁。続いて甘く入った初球を中前に打たれると、一瞬は追いついたかに見えたのですが取れず2点目を奪われます。さらに今度も初球の球が高くなってしまい左前へ痛打。息つく間すら与えてもらえず1死満塁。すると、このところ急上昇の高橋選手に粘りに粘られて押し出し。制球に不安があるとどうしても投げられる場所が限られて三振が取れません。最後はストレートがど真ん中へ行ってしまい中前適時打。結局3回を投げ切ることができず、ここで降板となってしまいました。
後を受けた中田投手は二併殺で切り抜けます。4回に被弾して1点を失いますがまずまず。残り5回は今井投手久本投手が無失点でしのいでくれました。
打線のほうは2回に2つの四死球で1死1、2塁の場面で初打席の下水流くんが初球をたたいて、投手返しの中前安打。2塁走者の廣瀬選手が本塁へ駆け込みましたが、走塁死となり初打席初安打が初打点とはなりませんでしたが、記念すべき第1打席となりました。
3回は先頭の中田投手がびっくりの2塁打。1死後に、失策で先制点のきっかけを作ってしまった菊池くんが初球を振って11号の2点本塁打。ミスを取り返しましたが、こういう場面で打つのが破天荒らしい感じがします。4回には小窪選手2塁打で出塁し、2つの内野ゴロで1点を返しましたが、今日はほとんど打てず、わずか4安打。得点差こそ2点でしたが、内容は完敗でした。

前田選手の引退試合というだけではなく、今日もいろいろなことがありました。まずは初の1軍昇格で、初スタメンとなった下水流くん。初打席の初球を思い切りよく打って初安打。即戦力として開幕1軍が有力視されていましたが、故障もありここまで出遅れてしまいました。しかし、滑り込みでの1軍戦で良いスタートが切れたと思います。
大事な試合ということでなにかやらかしそうな雰囲気が漂っていた菊池くんは失策もあり、本塁打もあり、好守もありと相変わらずの存在感です。公式ではまだ判りませんが、今日も5補殺あったようですので、これで二塁手での補殺数が522個となったはずです。1つの守備位置での日本記録が522個でしたので、この記録に並び、新記録へ王手をかけたことになります。是非最後の1試合で更新に期待したいです。
一方、残念だったのが福井くん。今年は1軍ではまったくいい投球ができませんでした。2軍で精一杯頑張ってきて、やっと巡ってきた好機だっただけにもったいない試合でした。初回での大炎上も覚悟の上でしたが、なんとか3回3失点くらいで切り抜けてくれれば、今井投手や久本投手でつないで逆転も…と思っていましたが、そこまで持ちませんでした。大変な重圧を感じる中での投球だったでしょう。懸命に投げている姿が印象的でした。ただ、あまりに慎重になりすぎたためか、制球は悪くはなかったのですが、いい荒れ具合がなく、速球が微妙で、甘い球を狙い打たれてしまったのが悔やまれます。来年に向けて、見返すためにもしっかりフェニックスリーグで頑張って欲しいです。

試合結果
広島3-5中日
福井優也 2回1/3 被安打6 与四球1 奪三振1 自責点3 防御率8.69
菊池涼介 4打数 1安打 1本塁打 2打点 2失策 打率.248

2013年10月3日木曜日

野村くん12勝目 木村1号先制弾

公式戦もマツダスタジアムでの3試合を残すのみとなりました。クライマックスシリーズへ向けて1戦1戦悔いのないよう戦いたいところ。そのCSの相手・阪神との試合は野村祐輔くんが先発。
このところ四球がらみで崩れることが多い野村くん。初回に2死から四球と安打で嫌な雰囲気でしたが、三振で切り抜けます。
広島打線は2回に梵選手安打と暴投で1死2塁から木村選手が野村監督もびっくりの1号2点本塁打で先制。堂林選手がけがで戦列を外れてから、木村選手が打撃面で貢献しているのが非常に大きいです。
3回にも四死球と岩本選手安打で2死満塁。ここは適時打こそ出ませんでしたが、石原選手が四球を選んで押し出し追加点。
5回には梵選手の2塁打に、木村選手安打で2死1、3塁として、野村くん自身で適時打を放って4点目。野村くんはあんまり打てる印象がないのですが、ここぞという場面で打つ気がします。さらに四球で満塁の場面で、今日は打つほうでいいところがない菊池くん。正直、記録がかかっているため、打つのがだめでも守りさえしっかりしてくれればと思っていましたが、初球から振りにいって想定外の走者一掃3塁打。この一打で一気に3点を稼いでくれました。今年は2本の満塁弾を含めて満塁では強さを発揮。今期の通算打率が.248なのに、満塁での打率は.375と飛びぬけて良いのにはびっくりです。
去年の無援護がうそのように大量援護をもらえる野村くん。6回に連打を浴び、内野ゴロの間に1点、さらに適時打を打たれて2失点となりましたが、最後は三振で締めてCSに向けて悪い印象ではないと思いました。
7回からは今井投手がドタバタしましたがなんとか無失点。その裏、今井投手の打順でまさかの前田選手が代打で登場。やはり本来の調子とはどこか違うのか結果は三振でしたが、出場するだけでもすごいことです。
8回は横山投手と引退表明した菊地原投手3者凡退。横山投手はこれが500試合登板。菊地原投手は引退試合でした。9回は永川投手が安定の4者凡退で快勝。今日はこのほか、上本兄弟対決があったりといろいろ見所の多い試合でした。

菊池くんは今日は3打席連続凡退と当たる感じではなかったのですが、満塁と言うおいしい場面ではきっちり適時打を放って3打点。結局その後も三振をしたりと5打数1安打でしたが、この1本の安打が大きかったです。
守備は野村くんが先発ということでゴロ量産が期待されました。結果野村くんが投げた6回までで4補殺。9回にも1つ追加で5補殺となりました。今日の結果、残り2試合で5補殺すれば記録達成です。可能性は大きくなってきましたが、明日の先発はゴロがあんまり期待できない福井優也くん。どのような結果になるか不安です。
なにより明日は前田選手の引退試合ということもあり、FANの期待も高まっています。チームにとっては勝率5割、逆転2位に向けて絶対に負けられない状況が続いています。福井くん自身にとっても今期1軍では初先発、初勝利がかかった大事な試合と、さまざまな重圧が大きすぎて本当に大丈夫かなと心配になってしまいます。初回から試合をぶち壊すことがないように祈っています。できれば勝ち投手になって復活を印象付けて欲しいのですが…。

試合結果
広島7-2阪神
野村祐輔 6回 被安打8 与四球1 奪三振5 自責点2 防御率3.74
菊池涼介 5打数 1安打 2三振 3打点 打率.248
木村昇吾 4打数 2安打 1本塁打 1三振 2打点 打率.330
梵英心 3打数 2安打 1四球 打率.310

2013年10月1日火曜日

岸本・弦本投手ら戦力外通告

岸本秀樹投手、伊東昂大投手、弦本悠希投手、申成絃選手の4選手が来期契約されないことが発表されました。育成選手では富永一投手、山野恭介投手、塚田晃平投手、中谷翼選手、中村真崇選手、三家和真選手も対象となっています。
弦本投手と伊東投手は現役引退、岸本投手と申選手は現役続行を希望しているそうです。岸本投手はまだまだやれる選手だと思っていただけに個人的にとても残念ですが、移籍などの可能性もあるので注目したいと思います。
弦本投手は10年ドラフト組。同じ年の福井くんや中村くん、金丸投手や岩見投手もなかなか本来の力を出し切れていない状況ですが、弦本投手の分まで残った選手は頑張ってもらいたいです。