2016年2月29日月曜日

日立 岡山に逆転勝ちでファイナル進出

Vプレミアリーグ・女子はファイナル6最終戦。すでにファイナル3以上の進出が決定している日立リヴァーレは6位の岡山シーガルズと対戦。
この試合勝てば首位通過となる日立は第1セット序盤レシーブが好調。遠井選手を中心に得点をあげて、6-0と一気に走ります。中盤に入ってミスが出始める日立を岡山が追い上げ、13-14と逆転を許します。相手のサーブにレシーブが乱されてからはディグも上がらなくなり、岡山ペース。16-21と点差をつけられます。パオリーニの活躍で20-22まで追い上げますが、逆転はならずセットを奪われます。
第2セット、4連続得点で4-2とリードする日立。しかし岡山のブロックで一旦は同点とされます。その後、佐々木選手の踏ん張りと佐藤美弥選手のサーブで11-6と一歩抜け出します。引地選手のサーブも決まり、14-9と日立が優勢の中盤戦は22-18までなんとか持ってきた日立ですがここから岡山がいつもの粘りを発揮。22-22と並ばれます。窮地を救ったのは佐藤あり紗選手の好守。逆転を許さず、勢いを取り戻します。最後は内瀬戸選手のサーブが決まってセットを奪い返します。
第3セット序盤にミスが目立つ日立。2-6とリードされます。このセット途中から佐々木選手に代わって渡邊選手が入ります。中盤に入ってもミス連発の日立は8-14とリードを広げられます。内瀬戸選手の連続サービスエースで追い上げるもなかなか4点差を詰められない日立。しかし中盤で岡山にもミスが出だし、遠井選手のブロックでついに19-19と同点に。さらに渡邊選手の連続スパイクで逆転。最後は岡山のミスに助けられてセットを連取します。
第4セット、渡邊選手はバックアタックも有効で、攻撃の幅が広がった日立はサイド攻撃も活きてきます。ここまで元気のなかった内瀬戸選手も決まるようになり、優位に戦います。中盤に入っても渡邊選手が躍動。リードを保ったまま2回目のテクニカルタイムアウトを迎えます。攻撃が決まるとつられて守備も良くなり、内瀬戸選手を中心に堅守を見せます。終盤でも渡邊選手が止まらず、一気に走る日立。最後は相手のサーブミスで3-1で勝利。
日立は勝点で東レを上回り、ファイナル6を首位で通過。ファイナル進出・今季準優勝以上が確定しました。

試合結果 日立リヴァーレ 勝点16
日立リヴァーレ3-1岡山シーガルズ
     (22-25)
     (25-22)
     (25-22)
     (25-19)


ファイナル6・最終結果
第1位 日立リヴァーレ 勝点16
第2位 東レアローズ 勝点14
第3位 久光製薬スプリングス 勝点10
第4位 NECレッドロケッツ 勝点9
第5位 トヨタ車体クインシーズ 勝点7
第6位 岡山シーガルズ 勝点4

※第4位~第6位までは順位確定。第2位と第3位はファイナル3(準決勝)へ。第1位はファイナル(決勝戦)へ。

2016年2月21日日曜日

日立 NECに勝利 ファイナル3進出決定

Vプレミアリーグ女子はファイナル6が行われています。
日立リヴァーレは苦手NECレッドロケッツと対戦。
第1セット序盤からサーブレシーブが乱れる日立。センター攻撃が機能せずリードを許します。佐藤美弥選手のサーブから連続得点で8-8まで追いつき中盤戦へ。佐々木選手のサービスエースで逆転するもパオリーニが本調子でなくもたつきます。不調のセンター陣に対し、内瀬戸選手が技ありのスパイクを連発して一気にNECを引き離します。佐々木選手や遠井選手も好調、スパイクレシーブもよく上がり、大差でセットを先取します。
第2セット序盤NECが先行。日立は徐々にパオリーニが復調してきます。佐々木選手もパワフルな攻撃を見せ同点に。井上選手も効果的にポイントを取り、8-7とリードしてテクニカルタイムアウト。一進一退の展開でパオリーニが前衛に。調子を取り戻したパオリーニを中心に攻撃し16-12とリードを奪います。パオリーニが下がっても井上選手が得点を取れるのが大きく、終盤までリードを保ちます。しかしミスが出始め22-19から一気に詰め寄られます。最後はなんとか猛追をかわしてセットを連取。
第3セットも序盤はNECペースですが井上選手のサービスエースで逆転します。パオリーニ・佐々木選手の攻撃で連続得点の日立は12-8とリードを広げます。粘るNECは選手交代で13-13と同点とします。中盤も一歩も引かないNEC、対する日立は井上選手が踏ん張ります。終盤までリードをする日立ですがここから失速。20-18から逆転され、そのまま押し切られてしまいます。
第4セットは内瀬戸選手のブロックで先行した日立。相手のミスやパオリーニ活躍もあり7-2とリードします。どこからでも得点が取れる多彩なコンビを見せる日立は13-5まで走ります。その後も安定した攻撃を続けた日立が逃げ切り勝利。勝点3を取って、ファイナル3進出決定。1位通過に望みをつなぎました。

試合結果 日立リヴァーレ 勝点13
日立リヴァーレ3-1NECレッドロケッツ
     (25-16)
     (25-23)
     (20-25)
     (25-20)

日立 トヨタ車体にフルセット負け 5位以内は確定

Vプレミアリーグ女子はファイナル6の中盤戦。
現在首位の日立リヴァーレはトヨタ車体クインシーズと対戦。レギュラーラウンド6位で持ち点0スタートのトヨタ車体でしたが、ファイナルラウンドは連勝スタート。下克上でファイナル3入りを目指しています。
第1セットは序盤8-8までは流れがどちらに行くかわからない展開でしたが、相手外国人選手の強烈なサーブで崩され、トヨタ車体が抜け出します。一方、パオリーニの調子が上がらない日立は栗原選手を投入。井上選手も奮闘しますがあっさり1セットを奪われます。
第2セット。遠井選手を下げて栗原選手をスタメン起用。このセットも井上選手が好調。一方で佐藤あり紗選手のサーブレシーブが安定せず、パオリーニはコンビが合わず苦しみます。4-8とリードを許す展開も徐々に栗原選手が当たり始め互角の展開に。いったんは14-18と点差を開かれても相手のミスもあり接戦に。終盤も栗原選手がアタックで貢献。佐藤美弥選手のサービスエースでセットポイントを握り、最後も栗原選手が決めてセットを奪い返します。
第3セット。序盤3連続得点でスタート。 やはりパオリーニの決定率が上がらない中、栗原選手・佐々木選手の両レフトが踏ん張ります。相手がミス連発で中盤を優位に進めると、大差をつけ、最後はまたも栗原選手でセットを連取します。
第4セット。序盤からトヨタ車体の速い攻撃で3-7とリードされます。追い上げるものの試合はトヨタ車体ペース。中盤でも点差を詰められず
第5セットは序盤で5-3から8連続失点と勢いを失い、逆転でフルセット負け。しかし、日立はフルセットを戦ったことで勝点1を獲得し、通算点は10となりました。
2位の東レアローズとは2点差ありますが、試合数が1つ違うため東レがやや優位となっています。3位は勝点7で久光製薬とトヨタ車体が並びますが、こちらもトヨタ車体が1試合多く試合を残しているので、今の快進撃ぶりを見るとトヨタ車体優位な気がします。5位はNEC、6位は岡山で日立は残り2戦ストレート負けでも岡山を上回る順位が確定しています。

試合結果 日立リヴァーレ 勝点10
日立リヴァーレ2-3トヨタ車体クインシーズ
     (17-25)
     (25-23)
     (25-17)
     (21-25)
     ( 8-15)

2016年2月16日火曜日

日立 久光製薬に完勝 首位キープ

Vプレミアリーグ女子はファイナル6の第2戦。日立リヴァーレはレギュラーラウンド2位の久光製薬スプリングスと対戦。
第1セット、お互いにミスが出ながら一進一退の展開。中盤から日立の粘り強いスパイクレシーブが出始め、遠井選手、パオリーニを中心に得点を重ねます。終盤も集中を切らさず、安定した守備を見せた日立がセットを先取。
第2セットもディグが光る日立。序盤リードされるも井上選手のブロック、佐々木選手のサーブで追い上げ、パオリーニの連続攻撃で10-10と同点とします。パオリーニのサーブで14-13と逆転。このセットはパオリーニが目立ちます。その後も接戦を展開。20-19でピンチサーバー引地選手のサービスエースで2点差とします。その後はパオリーニが安定した攻撃を見せ、2点のリードを守り、セットを連取します。
第3セット序盤、長岡選手のサーブに苦しむも、パオリーニのブロック、サーブで同点とします。中盤まで久光製薬先行も、相手のミスから流れが日立へ。パオリーニがこのセットも高い決定率をあげ、いいところでブロックも出ます。ミスのない日立が終盤にかけて点差を広げ、ストレート勝ち。
ここまで守備がしっかり機能し、パオリーニで決めるという得点パターンが確立されている日立が2戦を終えた段階でも首位をキープしています。

試合結果 日立リヴァーレ 勝点9
日立リヴァーレ3−0久光製薬スプリングス
     (25−21)
     (25−23)
     (25−21)

2016年2月10日水曜日

日立 東レに競り勝ち首位に

Vプレミアリーグ女子はファイナル6が開幕。日立リヴァーレはレギュラーラウンド首位の東レと対戦。ここまでチーム躍進の原動力となっていた渡邊選手・佐藤あり紗選手を欠く厳しい布陣。
第1セット、いきなりサービスエースで失点も内瀬戸選手の連続得点などで5-1とリード。その後追い上げられながらも相手のミスなどもあり、17-9と点差を広げます。大差でセットを奪えるかと思えましたが、ここからジワジワと東レが決定率を上げてきます。24-21とセットポイントを奪いながらパオリーニが後衛に下がり、渡邊選手不在の日立は決め手を失います。ついに井上選手がブロックでつかまりデュースまで持ち込まれますが、それでも最後は井上選手がお返しのブロックを決めて接戦で1セット先取します。
第2セットも5-2とリードの日立。中盤にミスで9-10と逆転され、引き離されかかりますがパオリーニが前衛に戻って逆転に成功。パオリーニの攻撃に佐々木選手のサービスエースなどで17-13と再度リードします。しかし終盤またもやレシーブが乱れ追い上げられます。22-22と同点とされますが、デュースとなってから内瀬戸選手のスパイクと相手ミスでこのセットも奪います。
このまま押し切りたい第3セットでしたが、サーブレシーブが崩れ2-9とリードされます。栗原選手を投入するも点差を詰めることができず。セットを奪い返されます。
第4セットはセンター攻撃がよく決まり、内瀬戸選手のサービスエースで8-4とリード。佐々木選手のブロックや遠井選手のアタックで13-6とリードを広げます。中盤はスパイクミスが出て流れが止まりますが、佐々木選手の連続ポイントで19-12とここに来て当たり始めます。23-17でパオリーニが後衛に下がるとあと2点を取るのに苦しみますが、内瀬戸選手が打ち切り3-1で勝利。勝点3を獲得しました。
この日は首位の東レと2位の久光製薬がそろって敗れたため、3位の日立が通算ポイントでファイナル6で初めて首位に立ちました。

試合結果 日立リヴァーレ 勝点6
日立リヴァーレ3-1東レアローズ
     (26-24)
     (26-24)
     (18-25)
     (25-22)