2016年2月10日水曜日

日立 東レに競り勝ち首位に

Vプレミアリーグ女子はファイナル6が開幕。日立リヴァーレはレギュラーラウンド首位の東レと対戦。ここまでチーム躍進の原動力となっていた渡邊選手・佐藤あり紗選手を欠く厳しい布陣。
第1セット、いきなりサービスエースで失点も内瀬戸選手の連続得点などで5-1とリード。その後追い上げられながらも相手のミスなどもあり、17-9と点差を広げます。大差でセットを奪えるかと思えましたが、ここからジワジワと東レが決定率を上げてきます。24-21とセットポイントを奪いながらパオリーニが後衛に下がり、渡邊選手不在の日立は決め手を失います。ついに井上選手がブロックでつかまりデュースまで持ち込まれますが、それでも最後は井上選手がお返しのブロックを決めて接戦で1セット先取します。
第2セットも5-2とリードの日立。中盤にミスで9-10と逆転され、引き離されかかりますがパオリーニが前衛に戻って逆転に成功。パオリーニの攻撃に佐々木選手のサービスエースなどで17-13と再度リードします。しかし終盤またもやレシーブが乱れ追い上げられます。22-22と同点とされますが、デュースとなってから内瀬戸選手のスパイクと相手ミスでこのセットも奪います。
このまま押し切りたい第3セットでしたが、サーブレシーブが崩れ2-9とリードされます。栗原選手を投入するも点差を詰めることができず。セットを奪い返されます。
第4セットはセンター攻撃がよく決まり、内瀬戸選手のサービスエースで8-4とリード。佐々木選手のブロックや遠井選手のアタックで13-6とリードを広げます。中盤はスパイクミスが出て流れが止まりますが、佐々木選手の連続ポイントで19-12とここに来て当たり始めます。23-17でパオリーニが後衛に下がるとあと2点を取るのに苦しみますが、内瀬戸選手が打ち切り3-1で勝利。勝点3を獲得しました。
この日は首位の東レと2位の久光製薬がそろって敗れたため、3位の日立が通算ポイントでファイナル6で初めて首位に立ちました。

試合結果 日立リヴァーレ 勝点6
日立リヴァーレ3-1東レアローズ
     (26-24)
     (26-24)
     (18-25)
     (25-22)

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