2014年3月23日日曜日

最終戦 3チームがセット率で明暗

Vプレミアリーグ女子はレギュラーラウンドの全日程が終了。
日立リヴァーレは残留するには勝つことが最低条件だったNECレッドロケッツとの直接対決。続けて2セットを奪われる厳しい状況でしたが、途中出場の内瀬戸選手がレシーブで貢献。パオリーニの高い決定力と高橋選手のアタックで得点を重ね、続く3セットを奪い劇的な逆転勝利をおさめました。

試合結果 日立リヴァーレ 12勝15敗
日立リヴァーレ3−2NECレッドロケッツ
     (22−25)
     (19−25)
     (25−23)
     (25−16)
     (15− 8)


最終戦は東レアローズとの対戦。
第1セット。リードをされながらも、パオリーニと高橋選手が踏ん張り食らいつきます。相手のミスもあってデュースに持ち込みましたが、最後の1点がとれず。
第2セット。大量ブロックで19−11と優位に立ちます。終盤ミスで追い込まれますが逃げ切りました。
第3セット。高橋選手、江畑選手、パオリーニのアタックが決まりました。中盤でもブロックが出て、圧勝。
第4セット。ブロックでなんとかしのぐ展開。中盤まで競りましたが、相手のサービスエースから乱れてしまいました。
第5セット。相手の攻撃に、ブロックで応戦。高橋選手のブロックで逆転に成功しますが、最後までもつれ、デュースの末にサービスエースを決められてしまいました。

最終戦まで入れ替え戦がどのチームになるのかが判らない状況でしたが、JTもフルセットで敗れたため、この時点でJTをセット率で上回ることが確定。かろうじて残留することができました。
この後、NECが意地を見せて勝利したため3チームが勝敗数で並びましたが、セット率の差でNECレッドロケッツが5位、日立リヴァーレが6位、JTマーヴェラスが7位と決まりました。

試合結果 日立リヴァーレ 12勝16敗
日立リヴァーレ2−3東レアローズ
     (24−26)
     (25−22)
     (25−13)
     (21−25)
     (15−17)

最終順位
1位 久光製薬スプリングス
2位 東レアローズ
3位 岡山シーガルズ
4位 トヨタ車体クインシーズ
5位 NECレッドロケッツ
6位 日立リヴァーレ
7位 JTマーヴェラス
8位 パイオニアレッドウィングス
(1位から4位はファイナルラウンドへ。5位から8位は順位確定。7位と8位は入れ替え戦へ。)

スパイク賞 パオリーニ・ローレン

2014年3月18日火曜日

全国総合男女優勝大会結果

全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会が行われました。
女子は連勝していたVリーグ準加盟のトヨタ自動車ヴァルキューレが最終戦で敗れ、優勝を逃しました。セット率、得点率の差で三菱東京UFJ銀行が優勝。2位にはCLUB EHIMEが入りました。
男子は準加盟チームのうち3チームがグランドチャンピオンマッチに進出。大激戦となりましたが、わずかの差で準加盟チームで東部1位のアザレアが優勝。2位は西部1位のクボタ、3位が東部2位の千葉ゼルバ、4位がNBK dreamersとなりました。
この結果を参考に選考が行われ、Vチャレンジリーグ参加が決まります。

2014年3月16日日曜日

連敗で入れ替え戦へ崖っぷち 

Vプレミアリーグ第26戦。現在首位の久光製薬スプリングスとの対戦。
第1セット。序盤は相手のミスもあって接戦となります。中盤で高橋選手のブロックがあり点差をつけることに成功しますが、ここから連続失点で逆転されます。パオリーニのブロックで同点としましたが、サーブレシーブミスもあって引き離されてしまいました。
第2セット。序盤からサーブとブロックでリードを許す苦しい展開。遠井選手とパオリーニの連続ブロック、江畑選手のアタックで2点差に迫りますが、中盤でサイドアウトが取れず6連続失点。勝負を決められてしまいました。
第3セット。相手のミスに助けられて序盤は互角の戦い。セッターを永松選手に変えてサーブで攻めて逆転。南選手のブロックや高橋選手のスパイクで4点差をつけて2回目のテクニカルタイムアウトを取りましたが、ミスが続き、一気に逆転されます。終盤は江畑選手に賭けて得点を稼ぎデュースに持ち込みますが、2度のセットポイントを活かすことができず。最後はブロックとサービスエースを決められました。

この日も入れ替え戦を回避すべく激しい戦いが行われましたが、3チームがともに敗れたため、まだまだどこが落ちるか判らない状況が続いています。

最終週は21日にJTマーヴェラスが最下位のパイオニアレッドウィングスと対戦。JTは苦戦しつつもパイオニアに負けなしのため、ここで一つ抜け出す可能性が高いです。日立リヴァーレとNECレッドロケッツは直接対決。拮抗したゲームとなりそうです。
最終戦は3チームとも上位チームと当たります。NECレッドロケッツは最終戦の岡山シーガルズに勝ち越しているだけに有利です。
残りの対戦相手を見るに、日立リヴァーレが一番苦しい状況にありますが 、NECレッドロケッツとの直接対決に勝てばまだ残留の可能性あります。入れ替え戦は上尾メディックスかデンソーエアリービーズという強豪チームが待ち受けているだけになんとしても入れ替え戦は回避したいのですが…。

試合結果 日立リヴァーレ11勝15敗
日立リヴァーレ0−3久光製薬スプリングス
     (23−25)
     (16−25)
     (28−30)

2014年3月15日土曜日

入れ替え戦争い 3チームが並ぶ

Vプレミアリーグ第25戦。4チームが入れ替え戦、4位争いに加わっている大激戦の中、岡山シーガルズと対戦。
第1セット。遠井選手のサービスエースと江畑選手のブロックで先行。中盤までリードを保つものの追いつかれ、一旦は逆転されましたが、終盤は江畑選手がアタックを決めてデュースの末に先取します。
第2セット。3−9とリードされましたが、ここからパオリーニと高橋選手が踏ん張り詰め寄ります。終盤にパオリーニと永松選手の3連続ブロックで食い下がりましたが惜しくも届かず。
第3セット。内瀬戸選手を起用。しかし序盤からミスが続いてしまい、2−8とされてしまいます。江畑選手と内瀬戸選手を中心に点を重ねて一時2点差に迫りましたが、最後は突き放されてしまいました。
第4セット。高橋選手が再び戻ります。序盤は互角も徐々にリードされます。南選手やパオリーニがブロックで応戦しますが、追い付くことができず。痛い星を落としました。

今日の試合ではNECレッドロケッツとJTマーヴェラスが直接対決し、JTマーヴェラスが勝ったことで3チームが11勝14敗で並びました。残り3試合はどのチームも負けられない戦いとなります。

試合結果 日立リヴァーレ11勝14敗
日立リヴァーレ1−3岡山シーガルズ
     (26−24)
     (23−25)
     (19−25)
     (20−25)

2014年3月10日月曜日

入れ替え戦直接対決を制す

Vプレミアリーグ第24戦。入れ替え戦争いの直接対決となるJTマーヴェラスとの一戦。
第1セット。序盤は高橋選手がアタック、ブロックで得点しリード。中盤にサーブレシーブの乱れがあって、差を縮められましたが、高橋選手が得点源となって奮起。大差をつけてセットを先取します。
第2セット。ミスなどもあり先行を許しますが、しっかりと離されずについていくことができました。中盤に2連続ブロックをくらってしまいますが、パオリーニのブロックなどで同点に追いつき、終盤戦へ。再び、ミスで20−24とされましたが、南選手のブロックなどで23点まで追い上げます。残念ながら逆転はならなかったものの、次のセットに繋がるねばりでした。
第3セット。序盤はリードを許す展開でしたが、遠井選手のブロックなどで追い上げ、同点に。江畑選手が踏ん張り、逆転すると相手にミスが出始めて優位に立ちます。最後はこの日、ブロックが冴えた高橋選手が決めて、セットをとります。
第4セット。お互いにミスの目立ちましたが、パオリーニのブロックで徐々に点差を広げることに成功。ミスが続く相手を尻目にリードします。サービスエースやブロックで反撃されても、サイドアタッカー陣が得点を重ねていきます。6連続得点で一気に試合を決め、最後はパオリーニを温存する余裕を見せて勝利しました。

本当に久々の勝利は絶対に負けられない相手との戦いでした。今日の試合はここ数試合課題となっていたサーブレシーブが比較的安定していたのがよかったです。決定率はよくないのですが、高橋選手がいいところで得点し、遠井選手も頑張りました。しつこいレシーブで相手のミスを誘ちことができました。

この日は、NECがまさかのストレート勝ちしたため、セット率で順位を1つ落としましたが、7位のJTとは1勝差となりました。まだまだ上位との対決が残っているので油断はできませんが、プレミア残留にむけて大事な勝ち星をあげられました。

試合結果 日立リヴァーレ11勝13敗
日立リヴァーレ3−1JTマーヴェラス
     (25−16)
     (23−25)
     (25−20)
     (25−17)

2014年3月9日日曜日

プリンス&田中が大暴れ

ヤクルトとのオープン戦。投手陣は1軍をかけたボーダラインギリギリの3人が登板しました。
先発は現時点で左腕1番手と目される復活を賭けた篠田投手でしたが、初回から死球と長打で失点。3回は2死から連打と本塁打で3点を取られ、4回も先頭打者を出して結局は犠飛で1点を取られ、5失点。そこまで悪くはなかったのですが、好機を活かせず残念な投球となりました。
2番手はセットアッパーとして期待されている今村投手。しかし制球が定まらず、3四球と散々。失点こそしなかったものの調整の遅れは深刻なようです。
3番手は最後の先発ローテーションを狙っているふっくんこと福井くんでした。初球甘い球で危なかったですが、廣瀬選手の好守に救われました。2イニング目は先頭から連打。二ゴロの間に1点を取られましたが、菊池くんの守備範囲にも助けられ後続を抑えました。ここで崩れなかったのは良かったと思います。3イニング目はポンポンと3者凡退でしたが、危ない球を打たれていた気がします。結果は3回1失点でよかったのですが全体としては相変わらずカーブでストライクがとれず、ストレートで押しまくる感じで一歩間違えると大炎上もありえそうでドキドキしました。
最終回は去年謎のブレイクを果たした久本投手。四球が気になりましたが、無失点でした。

一方、打撃陣は2回、3回と連打で好機を作りましたが、あと1本が出ず。ここで追い付けていれば違った展開となったかもしれません。
この試合で元気だったのがプリンス・堂林選手。長打2本を含む3安打の猛打賞。調子が良さそうです。そして新人の田中くんが途中出場で8回に本塁打、9回にも適時打と大暴れ。今年の新人は2人の大卒右腕が注目を集めていますが、個人的にはこの田中くんを特に注目していきたいと思います。
菊池くんは1安打。当たり自体は良さそうです。守備面では相変わらず尋常でないものを発揮。5回は右前適時打になりそうな当たりに追いつき、得点を阻止していました。

2014年3月8日土曜日

3試合連続フルセット負け 3チームが並ぶ

Vプレミアリーグ第23戦。ここまでわずか2勝どまりのパイオニアレッドウィングスとの対戦。この試合で勝てないと入れ替え戦行きが濃厚となる試合でしたが、第1セットはサイドアタッカー陣が切り返せず0−5とリードされ、そのまま大差で奪われます。
第2セット。序盤は高橋選手とパオリーニが踏ん張り、互角の戦い。しかし中盤でミスやブロックに捕まり逆転され、佐藤美弥選手と南選手がブロックで粘るものの、決定力がなく連取されます。
第3セット。佐々木選手を投入。中盤まで先行され厳しい戦いも、永松選手のサービスエースと佐々木選手のブロックなどでリードを奪い、終盤も粘り勝ちでセットを奪い返します。
第4セット。中盤まで一進一退の攻防も、良い所で佐々木選手がブロックを決めて抜け出します。相手のミスにも助けられてセットを連取しました。
第5セット。いきなりブロックやサービスエースでリードされてしまい、その後もミスを連発。終盤、粘ったものの最後もミスで失い、実に3試合連続フルセット負けとなりました。

試合としてはサーブレシーブが安定せず、パイオニアのブロックの餌食となってしまった気がします。パオリーニが高い決定力を持っているだけにそれを活かした攻撃を仕掛けたいのですが、思うような展開にもっていけていません。

この日はNECが負けたためにセット率でならび、得点率で辛うじて5位となりました。しかし、7位のJTが勝ったことで5位から7位までの3チームが10勝で並び、入れ替え戦争いがますますし烈になってきました。

試合結果 日立リヴァーレ10勝13敗
日立リヴァーレ2−3パイオニアレッドウィングス
     (18−25)
     (23−25)
     (25−20)
     (25−20)
     (13−15)

2014年3月2日日曜日

またもフルセット負け 6位に後退

Vプレミアリーグ第22戦は4位争い・入れ替え戦争いの正念場となるトヨタ車体クインシーズとの一戦。
第1セット。内瀬戸選手をスタメン起用。江畑選手が波に乗れず、なかなかリードを奪えないリヴァーレ。江畑選手の連続ブロックが効いて、先にセットポイントを奪うもミスが出てしまい、重要なセットを失います。
第2セット。序盤は内瀬戸選手が奮闘し、リードを奪いました。中盤追い上げられましたが、遠井選手と内瀬戸選手の連続ブロックで優位に立ちます。終盤も内瀬戸選手とパオリーニの攻撃で得点しこのセットを奪い返しました。
第3セット。アタックを拾われまくり、リードを許す展開。不調の江畑選手を高橋選手に代え、パオリーニ選手のブロックで追い上げを図りますが、サイドの決定率が上がらずセットを失います。
第4セット。内瀬戸選手がブロック・アタックに貢献。チームを引っ張ります。中盤に逆転されましたが、南選手のブロックで再逆転。デュースになってからも南選手がブロックを決めて、セットをとります。
最終セット。先日同様、序盤からミスが続き苦しい展開。サイドを中心に攻めて、追い上げましたが、決定力に欠け、大事な試合を落としました。

この日の収穫は内瀬戸選手。攻守にわたってチームに貢献。プレミアリーグでも十分に通用する実力を発揮しました。一方、心配なのが決定率が2割台と不本意な成績だった江畑選手。立て直していけないと今後も厳しいです。
この敗戦で、4位トヨタ車体とは2勝差となり、4強入りは絶望的となりました。代わって勢いを増してきたNECが5位となり、リヴァーレは6位に後退。すぐ下にはこちらも上昇気流のJTが1勝差で背後に迫ってきています。厳しい状況ですが、過去最高の6位、入れ替え戦だけは回避できるよう最後まで頑張って欲しいです。

試合結果 日立リヴァーレ10勝12敗
日立リヴァーレ2-3トヨタ車体クインシーズ
     (26-28)
     (25-16)
     (19-25)
     (27-25)
     (13-15)

2014年3月1日土曜日

フルセットを落として 黒星先行

Vプレミアリーグ第21戦。4位争いの厳しい戦いが続く日立リヴァーレは東レアローズと対戦。
第1セット。ミス連発の東レに対して効果的にアタックを決めるリヴァーレが先取。
第2セット。一進一退の展開から3連続ブロックを決められ、リードを許してしまい、セットを奪われます。
第3セット。やはり相手ミスでリードを奪い、逆転を許してからもパオリーニの連続得点で優位に立ち、大差でセットを取りました。
第4セット。序盤は一進一退ながら徐々にミスが目立ち引き離されます。サーブで得点を上げて食らいつこうとしますが、相手アタッカー陣を止められずセットを落としてフルセットへ。
是が非でも勝ちたい第5セットでしたが、ミス連発。4−10とリードされてしまい、敗戦。一つ黒星先行となりました。

この日は4強争いをしている3チームが負けて、7位のJTマーヴェラスが勝利し、4位から7位までが3勝差になりました。一歩間違えると4強争いから入れ替え戦へ回りかねない大混戦となっていますが、ここでの連敗でリヴァーレはかなり厳しくなってきました。

試合結果 日立リヴァーレ10勝11敗
日立リヴァーレ2−3東レアローズ
     (25−19)
     (18−25)
     (25−16)
     (19−25)
     ( 9−15)