2016年3月13日日曜日

日立リヴァーレ悲願ならず準優勝

Vプレミアリーグ女子は初優勝を目指す日立リヴァーレが2季ぶりの優秀を狙う久光製薬スプリングスと対戦。
第1セットリードを奪った日立が終盤に久光の追い上げを受けながらも逃げ切り、セットを先取。第2セットは先行した久光に食い下がり接戦に持ち込みましたが追いつくことができませんでした。
すると第3セットから久光が勢いに乗ります。防戦の日立は佐々木選手などが奮闘するもサイドの決定力に差が出てしまい、20点にのせることもできず完敗。パオリーニは苦しみながらもまずまずで、井上選手は打数が少ないものの高い決定率を挙げており、センター線は十分に久光製薬と対抗できていただけに、やはり大舞台で幾度も勝利している久光製薬がここ一番での集中力で勝っていたと言えそうです。
日立は黒鷲旗、全日本選手権とすべて決勝で敗れており、今回も悲願達成ならず。3つ目の準優勝タイトルとなりました。

この試合をもってVリーグ女子は全日程を終了。日立リヴァーレは過去最高の準優勝と大躍進を遂げました。個人賞は敢闘賞にセッターの佐藤美弥選手が選ばれ、ベスト6とダブル受賞。大黒柱のパオリーニもベスト6に、何度もチームの危機を救うプレーを見せた佐藤あり紗主将はベストリベロに選ばれています。

試合結果
日立リヴァーレ1-3久光製薬スプリングス
     (25-21)
     (23-25)
     (19-25)
     (17-25)


最終結果
第1位 久光製薬スプリングス
第2位 日立リヴァーレ
第3位 東レアローズ
第4位 NECレッドロケッツ
第5位 トヨタ車体クインシーズ
第6位 岡山シーガルズ
第7位 デンソーエアリービーズ
第8位 上尾メディックス

敢闘賞    佐藤美弥選手
ベスト6   佐藤美弥選手
       パオリーニ選手
ベストリベロ 佐藤あり紗選手


VチャレンジリーグⅠ最終結果
第1位 JTマーヴェラス
第2位 PFUブルーキャッツ
第3位 JAきふレオリーナ
第4位 仙台ベルフィーユ
第5位 KUROBEアクアフェアリーズ
第6位 大野石油広島オイラーズ
第7位 フォレストリーヴズ熊本
第8位 柏エンゼルクロス

VチャレンジリーグⅡ最終結果
第1位 トヨタ自動車ヴァルキューレ
第2位 ブレス浜松
第3位 GSSサンビームズ
第4位 群馬銀行グリーンウイングス
第5位 プレステージ・インターナショナルアランマーレ

来季はJTマーヴェラスとPFUブルーキャッツがプレミア昇格、デンソーエアリービーズと上尾メディックスがチャレンジⅠ降格、大阪スーペリアーズが準加盟予定です。

2016年3月7日月曜日

女子ファイナルは日立-久光製薬に

Vリーグはファイナル3とチャレンジマッチが行われました。
ファイナル3女子は東レアローズと久光製薬スプリングスが対戦。フルセットの末、久光製薬スプリングスが勝利しました。決勝戦となるファイナルはファイナル6で1位だった日立リヴァーレとファイナル3勝者の久光製薬スプリングスの戦いとなります。
男子もフルセットを戦い、パナソニックパンサーズが東レアローズを下しファイナル進出を決め、豊田合成トレフェルサと優勝を争うことになりました。

毎回熱い戦いが繰り広げられるチャレンジマッチは女子6試合が行われました。
Vプレミアリーグ女子は7位のデンソーエアリービーズがチャレンジⅠ2位のPFUブルーキャッツと対戦。1勝1敗ながらPFUがセット率で上回り、昇格の権利を得ました。
プレミア8位の上尾メディックスはチャレンジⅠ1位のJTマーヴェラスに2連敗を喫し、こちらもJTが昇格資格を得ています。
初じめて行われたチャレンジⅠとⅡの入替戦はⅠ8位の柏エンゼルクロスがトヨタ自動車ヴァルキューレに大苦戦。1勝1敗となりましたが勝点で上回り、残留を決めています。

同じくチャレンジマッチ男子は6試合が終了。プレミア勢のサントリーサンバーズとFC東京が大分三好ヴァイセアドラーと富士通カワサキレッドスピリッツを圧倒。連勝で残留を決めました。
VチャレンジリーグⅠの入替戦は東京ヴェルディと準加盟ながら混戦のチャレンジリーグⅡを制したVC長野トライデンツで争われ、1勝1敗の激戦を勝点で上回ったVC長野が制しました。まだ正式加盟内定段階ですが、昇格の資格を得ることができ、来期はVプレミアへの挑戦が可能となりそうです。
なお同じ長野県からは強豪実業団チーム・富士通長野を前身とする長野ガロンズが準加盟内定チームとして来期以降参戦することも決まっています。
女子も来期以降は新たに大阪スーペリアーズが準加盟。準加盟4チーム体制となります。