2015年2月28日土曜日

ファイナル6 日立は黒星スタート

ファイナル6にギリギリで滑り込んだ日立リヴァーレ。初戦の相手は上尾メディックスでした。
第1セットは序盤こそ相手のミスで優位に戦えていたものの、レシーブで崩されてサイドが決めきれず、徐々に点差を開かれてしまいました。
第2セットはミスの応酬。先に立ち直った上尾が中盤でリード。石田選手のサービスエースで2点差にしましたが、やはりサイドの決定力不足が響いてセットを連取されます。
第3セット。序盤からサーブで崩されてしまいます。内瀬戸選手のブロックやアタック、パオリーニのサーブで得点をあげるも、ミスが立て続いて完敗。ストレート負けを喫しました。

試合結果 日立リヴァーレ 持点0
日立リヴァーレ0−3上尾メディックス
     (19−25)
     (18−25)
     (17−25)

2015年2月23日月曜日

日立リヴァーレ 鮮やか大逆転で残留決定

地元ひたちなか市でレギュラーシーズン最終戦を迎えた日立リヴァーレ。最終戦直前で最下位に転落した日立は入れ替え戦回避には勝つことが最低条件。別会場ではすでに試合を終えたデンソーエアリービーズがフルセットの末に敗れ、勝点を1加えて暫定で6位に浮上していました。
第1セット。序盤で佐藤美弥選手が負傷退場。しかし、代わった細川選手が奮闘。パオリーニのブロックが立て続けに3本決まり、リードを奪います。相手のミスに助けられながらも中盤まで接戦を展開。追い上げられて嫌な流れも、内瀬戸選手のサーブやパオリーニのブロックで流れを断ち切り大事なセットを先取します。
第2セット。パオリーニのブロックから始まり、サービスエースも決めてリードを保ちます。内定の渡邊選手や内瀬戸選手ら若い力で中盤にかけても攻勢。17-9と大量リードを奪います。その後連続ミスで点差を詰められましたが、井上選手のブロックなどで逃げ切り、2セットを連取。勝点1獲得を確定させ、この時点で勝点20で3チームが並ぶというしびれる状況に。
第3セットも内瀬戸選手や渡邊選手が踏ん張り、序盤は僅差で進みます。引き離されかかるところをセンター陣の連続ブロックで粘りましたが、徐々にミスが出始め点差をつけられてしまいます。終盤でも追い上げられずセットを奪い返されます。
第4セット。勝点を1つでも多く取って残留へ望みをつなげたい日立にとって、フルセットまでもつれるのは避けたいところ。内瀬戸選手のアタック、この日絶好調のパオリーニのブロックでリードを奪います。ミスで逆転を許しても内瀬戸選手、渡邊選手がアタックを決め、相手のミスに乗じて再度リード。パオリーニが容赦なくブロックを決めまくって16-10と優位に立ちます。パオリーニが後衛に下がっても今度は井上選手が連続ブロック。これまで高さを活かせなかった試合が多かったのですがこの試合はブロックが機能し、実に14点をブロックで稼ぎだしました。このまま22-13まで押し続け、終盤の追い上げをかわして3-1で勝利。最終戦で勝点3を加えることができました。

試合結果 日立リヴァーレ 勝点22
日立リヴァーレ3-1東レアローズ
     (25-20)
     (25-19)
     (20-25)
     (25-18)

最後の1つの枠をめぐって3チームが残留争いをしていたこの日。日立が勝点3を獲得して勝点22になったことで、勝点20のデンソーエアリービーズの入れ替え戦行きが決定。続いてトヨタ車体クインシーズもNECレッドロケッツに1-3で敗れたため勝点を伸ばせず20のままとなり、日立のプレミア残留とファイナル6進出が確定しました。
地元でうれしい残留を決めた日立。来週からは大阪でファイナル6が始まります。持ち点0からのスタートとなる日立ですが、過去最高の6位を上回る上位進出に期待したいです。

レギュラーラウンド最終結果
第1位 久光製薬スプリングス 勝点46
第2位 NECレッドロケッツ 勝点39
第3位 岡山シーガルズ 勝点38
第4位 上尾メディックス 勝点36
第5位 東レアローズ 勝点31
第6位 日立リヴァーレ 勝点22
第7位 デンソーエアリービーズ 勝点20(セット率0.60)
第8位 トヨタ車体クインシーズ 勝点20(セット率0.58)

スパイク賞:パオリーニ 53.3%(2年連続2回目)

2015年2月21日土曜日

日立 ストレート負けで最下位転落

地元ひたちなか市で最終節を戦う日立リヴァーレ。入れ替え戦を避けるには勝つしかない状況でした。
第1セット。井上選手のブロックなどで接戦を展開。その後も内瀬戸選手、佐藤美弥選手にブロックが出て食らいつきます。終盤に逆にブロックで点差をつけられてからも粘ったものの、このセットを落とします。
第2セット。自らのミスでリズムを作れないリヴァーレ。パオリーニや佐々木選手がアタックを決めるも点差を詰められずセットを連取されてしまいます。
第3セットも3連続失点スタート。センター陣が得点するも相手の強力な攻撃を止められずストレート負けとなりました。

この日は、下位のデンソーエアリービーズとトヨタ車体クインシーズが直接対決。フルセットでデンソーエアリービーズが勝ち、それぞれ勝点を加えました。
これでトヨタ車体が勝点20で6位に浮上。デンソーは勝点19で日立と並び、セット率で日立は最下位転落となりました。
このままではチャレンジリーグ首位のJTと入れ替え戦を戦うことになり、来季プレミア残留は非常に厳しくなります。

試合結果 日立リヴァーレ 勝点19
日立リヴァーレ0-3久光製薬スプリングス
     (22-25)
     (19-25)
     (17-25)

2015年2月15日日曜日

日立敗れ トヨタ車体と勝点が並ぶ

接戦をものにできず勝点を伸ばせない日立リヴァーレ。ここまで相性の良い上尾メディックスからは確実に勝点をあげたい試合。
第1セット。序盤にいきなり4連続失点スタート。しかし、そこから4連続得点し同点に。さらに佐々木選手と栗原選手が好調で13-7までリードします。このまま押し切りたいところでしたがじわじわ追い上げられ、20−20と並ぶと逆転を許し、セットを失います。
第2セット。序盤から上尾ペース。中盤で、上尾にミスが出て同点に。その後上尾優勢ながら接戦となります。セットポイントを奪われながらも追いつき、一度はセットポイントを奪い返しましたが、パオリーニが決めきれず力尽きます。
第3セットはパオリーニのサービスエースからリードを奪い、井上選手のブロックで差を広げます。遠井選手もブロックにアタックに貢献し、大差をつけてセットを取ります。
第4セット。佐々木選手の3連続得点でリードしますがすぐに追いつかれます。中盤は相手のミスに助けられて接戦を展開。21-24のマッチポイントから内瀬戸選手が粘ったものの、最後は相手外国人選手に決められてまたも接戦を落としました。

接戦を決めていれば楽になれるところでしたが、この日は7位のトヨタ車体が久光製薬にフルセットまで持ち込んで勝点1をあげて6位の日立に並びました。来週は最終節。トヨタ車体とデンソーが直接対決し、どちらかのチームまたは両方のチームに勝点が確実に入るため、日立はこのままでは入れ替え戦に回ることになります。
日立は来週は地元・ひたちなか市での試合。地元で悔しい入れ替え戦行き決定だけは避けたいところです。

試合結果 日立リヴァーレ 勝点19
日立リヴァーレ1−3上尾メディックス
     (23−25)
     (27−29)
     (25−14)
     (23−25)

2015年2月14日土曜日

日立 接戦を展開しながらストレート負け


入れ替え戦争いが激しさを増す中で、勝点を積み上げたい日立リヴァーレ。
第1セットは序盤から大接戦。先に1回目のテクニカルタイムアウトを取り、逆に2回目のテクニカルタイムアウトは奪われる展開。終盤でリードされタイムアウトを連発。栗原選手のブロックで同点に追いつき、23-23と最終盤まで粘ったものの最後はブロックでセットを先取されます。
第2セットはパオリーニと井上選手のセンター陣を中心に攻撃。1回目のテクニカルタイムアウトを取ります。その後も押し気味に試合を進めながらもミスで中々引き離せない状況が続きます。終盤に逆転されながらも引き離されず、一旦は23-21とリードしましたが、押し切ることができずデュースに。またもブロックを決められてセットを連取されます。
第3セットは中盤でリードをされますが、終盤マッチポイントから粘りデュースに。逆にセットポイントを奪うも勝負弱さを露呈。最後はミスでストレート負け。良い試合をしていただけに勝たなければいけない試合でした。
今日は下位3チームがそろって敗れ、勝点を挙げられなかったため、順位に変動はありませんでした。

試合結果 日立リヴァーレ 勝点19
日立リヴァーレ0-3NECレッドロケッツ
     (23-25)
     (25-27)
     (29-31)

2015年2月8日日曜日

Vチャレンジリーグ 来季から2部制に

Vチャレンジリーグが来季より2部制になることが発表されました。
現在はVプレミアリーグに男女8チームずつ、チャレンジリーグに女子が10チーム、男子が12チーム参加していますが、来季はチャレンジリーグⅠをプレミアリーグと同じく男女8チームずつにし、下部としてチャレンジリーグⅡを新設する予定です。今季のチャレンジリーグ上位8チームが上部のⅠに、残りの女子2チームと男子4チームがⅡに移行します。
また準加盟チームにも参加意思があればチャレンジリーグⅡに参戦できるようになるようです。現時点ではまだ参加チームが固まっていませんが、準加盟チームがすべて参戦するとなるとチャレンジリーグⅡは女子4チーム、男子7チームで構成されそうです。
女子チームが非常に少なく、試合日程が心配ですが、ⅠとⅡの入替戦が実施されることで毎年下位にいてチーム力向上が見られないGSSや熊本、東京トヨペットなどの下位争いも面白くなり、逆に準加盟チームは実力さえあればスムーズにチャレンジリーグⅠに昇格できるメリットがあります。
かつては実業団リーグと地域リーグの入替があったことからも理にかなった改革といえます。今後は実業団やクラブチームで行われている全国6人制バレーボールリーグ(旧・地域リーグ)からも多数の準加盟申請が行われることに期待したいです。


現時点でのVリーグ参加チーム一覧

Vプレミアリーグ・男子
JTサンダーズ(広島県広島市)
サントリーサンバーズ(大阪府箕面市)
パナソニックパンサーズ(大阪府枚方市)
豊田合成トレフェルサ(愛知県稲沢市)
東レアローズ(静岡県三島市)
堺ブレイザーズ(大阪府堺市)
ジェイテクトSTINGS(愛知県刈谷市)
FC東京(東京都)

Vプレミアリーグ・女子
久光製薬スプリングス(佐賀県鳥栖市)
岡山シーガルズ(岡山県)
NECレッドロケッツ(東京都)
上尾メディックス(埼玉県上尾市)
東レアローズ(滋賀県大津市)
日立リヴァーレ(茨城県ひたちなか市)
トヨタ車体クインシーズ(愛知県刈谷市)
デンソーエアリービーズ(愛知県西尾市)

Vチャレンジリーグ・男子
富士通カワサキレッドスピリッツ(神奈川県川崎市)
大分三好ヴァイセアドラー(大分県大分市)
警視庁フォートファイターズ(東京都新宿区)
つくばユナイテッドSunGAIA(茨城県つくば市)
大同特殊鋼レッドスター(愛知県名古屋市)
トヨタ自動車サンホークス(愛知県豊田市)
埼玉アザレア(埼玉県坂戸市)
東京ヴェルディ(東京都)
きんでんトリニティーブリッツ(大阪府大阪市)
兵庫デルフィーノ(兵庫県)
近畿クラブスフィーダ(大阪府東大阪市)
東京トヨペットグリーンスパークル(東京都)

Vチャレンジリーグ・女子
JTマーヴェラス(大阪府大阪市)
PFUブルーキャッツ(石川県かほく市)
KUROBEアクアフェアリーズ(富山県黒部市)
大野石油オイラーズ(広島県広島市)
JAぎふリオレーナ(岐阜県岐阜市)
柏エンゼルクロス(千葉県柏市)
仙台ベルフィーユ(宮城県仙台市)
GSSサンビームズ(東京都中央区)
フォレストリーブズ熊本(熊本県熊本市)
トヨタ自動車ヴァルキューレ(愛知県豊田市)

Vリーグ準加盟・男子
NBKドリーマーズ(大阪府)
千葉ゼルバ(千葉県)
VC長野トライデンツ(長野県)

Vリーグ準加盟・女子
ブレス浜松(静岡県)

Vリーグ準加盟申請中・女子
群馬銀行(群馬県)


全国6人制バレーボールリーグ参加チーム(準加盟以外)

男子
新日鐵住金君津(千葉県)
三菱東京UFJ銀行(東京都)
東京海上日動(東京都)
富士通グループ長野(長野県)
アイシン精機(愛知県)
トヨタ車体(愛知県)
福井工業大学(福井県)
クボタ(大阪府)
東洋アルミFourSeasons(大阪府)
NTT西日本大阪(大阪府)
OSU-Leones(大阪府)
大阪ガス(大阪府)
Teamみやざき(宮崎県)

女子
千葉ゼルバ(千葉県)
三菱東京UFJ銀行(東京都)
セイコーエプソン(長野県)
ベスビアス新潟(新潟県)
Osaka Superiors(大阪府)
CLUB EHIME(愛媛県)

日立 トヨタ車体に完敗 3チームが勝点2差内に

入替戦争い中の2チームが激突する日立リヴァーレ対トヨタ車体クインシーズ。
第1セット序盤に栗原選手の効果的な攻撃でリードした日立。しかし相次ぐミスでリズムを崩し、逆転を許します。その後も栗原選手が軸となって得点をあげるものの、ミスが減ることはなく自滅。あっさりセットを奪われます。
第2セットはパオリーニの攻撃がなかなか決まらないところ、2本のブロックでなんとかリードを奪います。しかし、トヨタ車体のレシーブを崩すことができず、逆にレシーブが機能しない日立はサービスエースを決められて劣勢を強いられます。サーブミスの多発もあり、栗原選手以外のサイドの決定率が1割台の日立は2セット目も落とします。
あとのない第3セット。井上選手を起用しますが、サイドの決定力不足は致命的で、栗原選手とパオリーニで点差を縮めても後衛に下がったときに決められず、中盤で6点差をつけられます。ここから徐々に日立らしい粘りも見え、一度は同点に追いつきましたが、連続ブロックを決められて万事休す。一番負けてはいけない相手にストレート負けで勝点3を献上。残り4試合の相手を考えてもプレミア残留が微妙となりました。

試合結果 日立リヴァーレ 勝点19
日立リヴァーレ0-3トヨタ車体クインシーズ
     (21-25)
     (22-25)
     (21-25)

2015年2月7日土曜日

リヴァーレ 連敗6でストップ

入れ替え戦争いに3チームがひしめく中、連敗続きで最下位転落の可能性が出てきた日立リヴァーレは岡山シーガルズと対戦。
第1セットはパオリーニの攻撃や高さを活かしたブロックで先行。中盤までで5点差を付けました。石田選手のサービスエースでリードを保って終盤に入ったものの、3連続失点で並ばれるとミス連発で逆転されてしまいました。
第2セットは先行を許す展開。2回目のテクニカルタイムアウトまで4点リードされましたが、井上選手、遠井選手のサービスエースで流れをつかみ同点に。最後は内瀬戸選手が決めてセットを奪い返します。
第3セット。中盤までパオリーニと栗原選手が踏ん張り一進一退。中盤で和田選手のサービスエース、佐藤美弥選手のツーなどで着実に加点し引き離すことに成功。2セットを先取します。
第4セットは激しい攻防の中、和田選手のブロックでブレイク。パオリーニが後衛の場面では栗原選手や遠井選手でローテを回します。中盤以降は8点差の大差をつけ久々の勝利。ファイナル6入りに希望をつなぎました。

試合結果 日立リヴァーレ 勝点19
日立リヴァーレ3-1岡山シーガルズ
     (22-25)
     (25-23)
     (25-17)
     (25-17)

2015年2月1日日曜日

デンソーに完敗 入替戦回避に黄色信号

下位相手に取りこぼしは許されなくなっている日立リヴァーレは最下位のデンソーエアリービーズと対戦。
第1セット。いきなり連続ブロックで出鼻をくじかれ、5連続失点。波に乗ったデンソーを止められずセットを先取されます。
第2セットはミスで自ら流れを断ち切り、中盤、終盤でも立ち直らずにミス連発。後がなくなります。
第3セット。細川選手をセッターで起用するもミスが続く日立。見る見る点差を開かれ、中盤までで6点差をつけられます。最後まで決定率が上がらず、デンソーに大敗。入れ替え戦回避が微妙な状況になってきました。

試合結果 日立リヴァーレ 勝点16
日立リヴァーレ0-3デンソーエアリービーズ
     (18-25)
     (20-25)
     (17-25)