2012年10月30日火曜日

フェニックス・リーグの結果

主力若手選手も参加したフェニックス・リーグの全日程が終了しました。
主な選手の結果です。

菊池選手 58打数 19安打 8打点 6盗塁 打率.328
庄司選手 39打数  9安打 2打点 1盗塁 打率.231
會澤選手 49打数 12安打 5打点 0盗塁 打率.245

齊藤投手 14回   被安打27 奪三振5  与四死球6  自責点10 防御率6.43
福井投手 11回   被安打7  奪三振8  与四死球2  自責点2  防御率1.64
戸田投手 22回   被安打22 奪三振10 与四死球12 自責点9  防御率3.68
金丸投手 12回1/3 被安打4  奪三振6  与四死球3  自責点0  防御率0.00
岩見投手 8回    被安打4  奪三振11 与四死球7  自責点4  防御率4.50

野手はほかにも堂林選手や岩本選手などが参加していました。菊池選手は全般的に好調で、成績も良かったと思います。
投手は中崎投手や武内投手、中田投手も登板しました。注目はなんといっても来期セットアッパー候補としてテストを受けていた福井投手。ピンチらしいピンチは少なく、自責点は2で防御率1.64と合格だったのではないでしょうか。課題の制球力も与四球2と安定していました。先発としての魅力もありますが、現時点では抑えとしての役割のほうが向いているのかもしれません。
ほかの若手では金丸投手が素晴らしい成績で、来期1軍での登板に期待したいところです。戸田投手も成長しています。これに岩見投手、齊藤投手、中村投手と薄いといわれている左投手が育ってくれるとチームとしても楽になるでしょう。

2012年10月13日土曜日

フェニックスリーグ 福井くんセットアッパーへ転向

1軍の若手選手も参加するフェニックスリーグ。福井優也くんも来期に先発からセットアッパーに転向するべく登板しているようです。
10日から参加となり、10日のヤクルト戦では中崎→齊藤→弦本→岩見のあとを受けて8回から登場。2回を投げて被安打2、自責点1でした。8回は三者凡退にしとめていたので悪くないようです。
11日のロッテ戦は0-0の緊迫した試合で8回に登板。きっちり三者凡退に抑えて役割を果たしました。

ほかの選手では菊池涼介くんがヤクルト戦で4打数3安打1打点1盗塁と大活躍。岩見投手、金丸投手も無失点で調子がよいようです。戸田くんや中崎投手も先発でいい投球ができています。ただ、齊藤悠葵くんはリーグ戦でも調子を悪いときとよいときがはっきり分かれていましたが、9日の日本ハム戦では先発で3回6失点、10日のヤクルト戦でも1回2失点とひとり結果を出せていません。

2012年10月7日日曜日

野村くん 7回無失点も1年目10勝ならず

右ひじの痛みを感じながらもなんとか10勝目をあげたい野村祐輔くんが先発。
初回先頭打者にヒットを打たれて、ゴロとフライで2死3塁。ここを打ちとるも2回、3回と毎回ヒットを打たれて不安定な投球。4回も先頭打者を出して、併殺打で2死とするも連打をうたれてピンチに。ここもなんとかゴロにしとめますが、いつ先制されてもおかしくない状況。
なんとか先に点を取って楽にしてあげたいところですが、相変わらず援護できない野手たち。2回は3四死球で相手がチャンスをくれているにもかかわらずヒットが1本も打てない。7回にも2死2塁から安部選手がヒットするも、赤松選手が難しいタイミングで突っ込んで本塁で走塁死。8回も2つの四球で点を取れる状況にもって行きながら、エルドレッドが走塁ミスではさまれて、天谷選手が本塁を狙って刺されるとチグハグなまま0点が続きます。
点を取ってもらえないまま、5回以降は甘い危険なボールがいくつかありながらも、四球2つの無安打で抑えていた野村くんがついに7回が終わった時点で103球を投げて降板。7回無失点ながら念願の10勝目をあげることができませんでした。
8回からは横山投手が投げ、9回表に1死満塁からようやく天谷選手適時打を放って1点。ミコライオがヒットを打たれながらも1点リードを死守してゲームセットとなりました。

野村くんは今日も序盤が不安定で、ボール先行でフルカウントにすることも多かったことから調子が良かったようには思えませんでしたが、それでも要所要所では低目に球を集めて耐えていました。いつも打てない野手陣はここぞというところで今日は走塁ミスが出て得点できず、10勝目をプレゼントしてあげられませんでした。それでもこの日ヤクルト打線を無失点に抑えたことで、自らの力で防御率は1.98と1点台にすることができました(最終戦が残っていますがほぼ、マエケンについでリーグ2位で確定です)。野村くん以下バリントンや今井投手は好投をしながら勝ち星をあげられない試合が後半多くなりましたが、1年目の苦しい経験をぜひ2年目に活かしてほしいです。そして打者は野村くんが広島に来て失敗したなと思われないように来年こそは野村くんを援護してあげられるようにしてもらいたいものです。

本日の結果
広島1-0ヤクルト
野村祐輔 7回 被安打6 与四球2 奪三振3 自責点0 防御率1.98(リーグ2位)

2012年10月4日木曜日

福井くん ピンチを招きながら2回無失点

すでにすべての順位が決定したセ・リーグ。消化試合ながらホーム最終戦ということで勝ちにこだわりたい一戦。
先発は大竹投手。5回まで1失点で、味方の援護を待ちますが、味方打線はヒットこそ打ちながらチャンスで1本が出ない相変わらずの展開。6回に適時打2本を食らって0-4となったところで大竹投手は降板。
江草投手が登場。1死2塁の場面もストライク先行で追い込み、ライナーで一挙に2死をとります。7回も安定したピッチングで1三振を含む3者凡退に。
8回からは久々の登板機会がめぐってきた福井優也くん。先頭にスライダーを打ち返されて捕球できず内野安打。続けて2B2Sと追い込んでからファールで粘られて四球と無死1、2塁。ここから犠打を決められて1死2、3塁のピンチを招くも、1発が怖い畠山選手を三球三振。今日2安打の川端選手も連続三振に切ってしのぎます。9回はフォークを多用。高めに外れてボールが先行する場面が見られたものの、相手打線が打ち損じて単打1本で抑えることが出来ました。
試合はヒット8本を打ちながら、最後の最後までチャンスで打てない打線が響いてまたまた完封負けでした。

江草投手は最近調子が良く、競争が激しい中継ぎ陣で懸命にアピールが出来ていると思います。中崎投手・横山投手・河内投手といずれも好調ですが、現時点で1軍を外れる要素はありません。
一方、福井くんは来期今村投手に代わってセットアッパーをとのうわさもありますが、まだ安定感に欠けています。久々の登板ということもあるのでしょうが、接戦では使いづらい印象です。サファテが帰国し、敗戦処理ができる投手がいない今、負け試合でもこつこつと実績を作って中継ぎとして信頼を得られるように頑張ってほしいです。

本日の結果
広島0-4ヤクルト
福井優也 2回 被安打2 与四球1 奪三振2 自責点0

2012年10月1日月曜日

野村くん 5回2失点で11敗目

石井選手の引退試合、野村祐輔くんの二ケタ勝利がかかった試合で絶対に落としたくない一戦。
初回、安定感を書いている野村くんはいきなり四球。続けて安打を打たれて無死1、2塁。なんとか0点で終えるものの、不安な立ち上がり。
その裏広島も1番で出場の石井選手のヒットから調子づいて1死1、3塁のチャンス。ここで4番エルドレッドに期待がかかるも併殺打で無得点。
2回、3回と無難に進めて4回。2死まで簡単にとるもののここから野村くんが大乱調。まさかの5連打で2失点と苦しい展開に。5回を投げ終えて100球を超えたため、そのまま降板。またも10勝目をあげることが出来ませんでした。
チームは中崎今村投手の若手が無失点に抑えるものの、得点は無死満塁の大チャンスで併殺の間に1点をあげるのがやっと。9回2死2、3塁の場面でも今日2安打の石井選手が最後の最後で打てずに1-2で敗れました。
野村くんは残り試合、投げられても1試合だと思うので二ケタ勝利はかなり微妙になってきました。

本日の結果
広島1-2阪神
野村祐輔 5回 被安打7 与四球2 奪三振5 自責点2 防御率2.06 11敗目