日立製作所 都市対抗創部１００年で準優勝

都市対抗野球決勝戦に進んだ日立製作所はトヨタ自動車と対戦。戦力で優位に立つトヨタ自動車相手に、創部１００年目を迎えた日立製作所が初優勝できるか注目された試合でした。
先発の梅野投手は２回に先制本塁打を打たれ、さらに１点を追加されてしまいます。

 欲しかった先制点はトヨタに奪われます。

代わった角田投手。補強選手としてここまで日立製作所を勝利に導いてきた立役者ですか、４回に適時打を打たれ点差を広げられます。

高い奪三振率を誇る角田投手。

犠飛などで着実に加点するトヨタ自動車に対し、日立製作所は安打こそ出るものの、１死１、３塁の好機を活かせないなど決め手を欠き、好投手の佐竹投手を打ち崩せません。

 俊足・野中選手が三塁まで進むも犠飛が打てず。佐竹投手の好投が光ります。

途中出場で岡崎主将がいい当たりを見せますが、得点につなげることはできませんでした。

 今大会出場機会がなかった岡崎主将も本日１番の当たりを放ちました。

結局、佐竹投手に完封された日立製作所打線。女子バレーボールの日立リヴァーレに続き、日立グループは野球でも初の決勝戦を勝ち切ることができず、準優勝となりました。

トヨタ自動車は初優勝。日立製作所は創部１００年で初の準優勝。

尚、殊勲賞の久慈賞に梅野無我投手が、打撃賞に中村良憲選手が、新人賞の若獅子賞に田中俊太選手と菅野剛士選手が選ばれ、チームには小野賞が贈られました。また、球場を埋め尽くしたオレンジの大応援団は最優秀賞に選出されています。

日立リヴァーレなど日立グループチームマスコットも応援に駆けつけました。

試合結果

日立製作所０−４トヨタ自動車