2013年10月16日水曜日

菊池 絶好調の猛打賞4安打 孤軍奮闘もむなしく

阪神との熱戦を制して東京ドームでの巨人との最終決戦。初戦は大竹寛投手が先発。
初回、先頭の丸選手が投手強襲の内野安打で出塁。進塁打と暴投で2死3塁としますが得点ならず。しかし、2回に梵選手2塁打と死球、廣瀬選手犠打で1死2、3塁とすると、打球は三ゴロ。本塁走塁死かと思われましたが、この送球が走者に当たって相手失策により2点先制に成功。思わぬ展開でしたが、幸運でした。
先発の大竹投手は初回を3者凡退、2回も失策で走者を出すものの無安打と上々の出来。しかし4回に2つの四球と安打で無死満塁。三振を奪って1死としますが犠飛を打たれて1失点。なおも四球を出してしまい2死満塁でしたが、ここは三振を奪ってしのぎます。
なんとか得点を挙げて引き離したい広島は5回2死から菊池涼介くんキラ安打が出て1死1、3塁。さらに四球で満塁と絶好の好機を迎えますが得点に結び付けられず。
すると大竹投手が6回に併殺を取った直後に被弾しついに同点に追いつかれてしまいます。
流れを引き戻したいところで菊池くんがまたもや中前安打で出塁。これが今日3本目の猛打賞。さらに初球から盗塁。これが暴投を誘いました。果敢に攻めて3塁まで進塁。今日は打撃も走塁も絶好調。守備でも驚異の跳躍力を魅せるなど一人奮闘しますが、ここも抑えられ生還ならず。
すると、その裏に大竹投手の後を受けた横山投手が大ピンチ。2つの四球と安打で2死満塁。再三の好機を逃す広島とものにするのが巨人の差でしょうか。適時打を食らってしまい勝ち越しを許します。
このままでは終われない広島は9回に代打・岩本選手安打で出塁。さらに死球で2死1、2塁の場面で、本日大当たりの菊池くん。今までなら簡単に凡退しそうな場面でしたが、ここも三遊間抜けるかと言う内野安打4安打目。しかし、打球が若干緩かったことで左前に抜けず、2塁走者の赤松選手が勢いあまって3塁で走塁死。一歩及ばず試合終了。勢いだけでは巨人を上回っていただけに初戦をものに出来なかったのは本当に痛い試合でした。

クライマックスに入ってから打撃面でもまるで別人のような大活躍を見せる菊池くんが今日も大爆発。まさにチームの躍進の原動力、かつ勝負を分けるキーマンとなってきました。守備では今までもお墨付きをもらっていましたが、打つほうでも圧倒的な存在感を示しています。今日のチーム安打の半分が菊池くん一人のもの。このままこの調子を維持できれば、有無を言わさず球界屈指の名二塁手となれるでしょう。残りの試合も是非ためらうことなく突っ走ってもらいたいものです。

試合結果
広島2-3巨人
大竹寛 6回 被安打4 被本塁打1 与四球3 奪三振4 防御率3.00
菊池涼介 5打数 4安打 1盗塁 打率.800

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