2013年10月3日木曜日

野村くん12勝目 木村1号先制弾

公式戦もマツダスタジアムでの3試合を残すのみとなりました。クライマックスシリーズへ向けて1戦1戦悔いのないよう戦いたいところ。そのCSの相手・阪神との試合は野村祐輔くんが先発。
このところ四球がらみで崩れることが多い野村くん。初回に2死から四球と安打で嫌な雰囲気でしたが、三振で切り抜けます。
広島打線は2回に梵選手安打と暴投で1死2塁から木村選手が野村監督もびっくりの1号2点本塁打で先制。堂林選手がけがで戦列を外れてから、木村選手が打撃面で貢献しているのが非常に大きいです。
3回にも四死球と岩本選手安打で2死満塁。ここは適時打こそ出ませんでしたが、石原選手が四球を選んで押し出し追加点。
5回には梵選手の2塁打に、木村選手安打で2死1、3塁として、野村くん自身で適時打を放って4点目。野村くんはあんまり打てる印象がないのですが、ここぞという場面で打つ気がします。さらに四球で満塁の場面で、今日は打つほうでいいところがない菊池くん。正直、記録がかかっているため、打つのがだめでも守りさえしっかりしてくれればと思っていましたが、初球から振りにいって想定外の走者一掃3塁打。この一打で一気に3点を稼いでくれました。今年は2本の満塁弾を含めて満塁では強さを発揮。今期の通算打率が.248なのに、満塁での打率は.375と飛びぬけて良いのにはびっくりです。
去年の無援護がうそのように大量援護をもらえる野村くん。6回に連打を浴び、内野ゴロの間に1点、さらに適時打を打たれて2失点となりましたが、最後は三振で締めてCSに向けて悪い印象ではないと思いました。
7回からは今井投手がドタバタしましたがなんとか無失点。その裏、今井投手の打順でまさかの前田選手が代打で登場。やはり本来の調子とはどこか違うのか結果は三振でしたが、出場するだけでもすごいことです。
8回は横山投手と引退表明した菊地原投手3者凡退。横山投手はこれが500試合登板。菊地原投手は引退試合でした。9回は永川投手が安定の4者凡退で快勝。今日はこのほか、上本兄弟対決があったりといろいろ見所の多い試合でした。

菊池くんは今日は3打席連続凡退と当たる感じではなかったのですが、満塁と言うおいしい場面ではきっちり適時打を放って3打点。結局その後も三振をしたりと5打数1安打でしたが、この1本の安打が大きかったです。
守備は野村くんが先発ということでゴロ量産が期待されました。結果野村くんが投げた6回までで4補殺。9回にも1つ追加で5補殺となりました。今日の結果、残り2試合で5補殺すれば記録達成です。可能性は大きくなってきましたが、明日の先発はゴロがあんまり期待できない福井優也くん。どのような結果になるか不安です。
なにより明日は前田選手の引退試合ということもあり、FANの期待も高まっています。チームにとっては勝率5割、逆転2位に向けて絶対に負けられない状況が続いています。福井くん自身にとっても今期1軍では初先発、初勝利がかかった大事な試合と、さまざまな重圧が大きすぎて本当に大丈夫かなと心配になってしまいます。初回から試合をぶち壊すことがないように祈っています。できれば勝ち投手になって復活を印象付けて欲しいのですが…。

試合結果
広島7-2阪神
野村祐輔 6回 被安打8 与四球1 奪三振5 自責点2 防御率3.74
菊池涼介 5打数 1安打 2三振 3打点 打率.248
木村昇吾 4打数 2安打 1本塁打 1三振 2打点 打率.330
梵英心 3打数 2安打 1四球 打率.310

0 件のコメント:

コメントを投稿