2014年6月6日金曜日

篠田・永川・西原降格 昇格は?

北海道での連敗で再編が急務となっていた投手陣ですが、先発から篠田投手、中継ぎから永川投手、西原投手が2軍へ降格することが決まりました。
代わって1軍昇格がうわさされるのは先発の野村祐輔くん、中崎投手、中継ぎの今村投手あたりだそうです。
入替することは大賛成ですが、今回の場合、2軍の選手が良かったから昇格というわけでは全くありません。

野村くんは三本柱として期待されながらも不振で2軍落ちし、調整してきました。上がってもらわなければ困る選手ではありますが、万全とは言いがたいです。2軍の中日相手の2試合は8回1失点と8回無失点と上々でしたが、ソフトバンク戦では6回4失点と苦戦しました。強打のパリーグ、しかも1軍選手に対して果たしてどこまで通用するのか期待と不安が混在しています。
今村投手も1軍に不可欠な存在ではあります。また2軍の中継ぎ陣のなかではまだ安定しているほうではありますが、勝ちを消してしまう試合もあり絶対的とはいえません。元から走者を貯めてから本領発揮するところがあるので安打を打たれていても悪いとは言えないのですが、以前のような勢いがなく、制球にやや不安な面が出てきているので、当面は勝ち継投では投げないほうが良いと思います。
中崎投手は手術明けと言うことで初めは短めの登板が多かったです。ここのところは8回を投げたりと長い回も投げられるようになりました。ただ、2軍先発投手陣で格段に良い成績とはいえません。谷間の先発登板の可能性もありますが、日程のあく交流戦では中継ぎでどの程度回復しているか確認しながらの登板となるのではないでしょうか。

2軍の投手陣を見る限りではこの3人が順当といえますが、層は決して厚くありません。先発陣はいままで好調の武内投手を欠き、今井投手、福井くん、戸田くんも一時期に比べて調子を落としてきている感じがします。中継ぎ陣はさらに深刻で外国人枠の都合で2軍にいるフィリップスが抜けていますが、それ以外は微妙。ケガから復帰した江草投手や1軍から短期で降格してしまった横山投手あたりが時折痛恨の失点をしますが良いほうで、活躍が期待されていた久本投手がいまだに不振。今年背水の陣の岩見投手も結果が出ていません。
今回昇格する選手が活躍して悪い流れを変えてくれればよいのですが、滅多打ちされて即降格となれば次は誰が?という厳しい状況です。

0 件のコメント:

コメントを投稿