2013年9月7日土曜日

被弾、被弾、被弾、被弾で連敗

エース・マエケンで勝利し、勢いに乗って連勝で3位固めに入りたい中日、横浜戦。
中日戦の先発は大竹寛投手。初回は3者凡退と好スタートでしたが、3回に四球で走者を出すと、続いて決め球が完全に甘く入ってしまい2点本塁打。先制されます。
その裏、広島は丸選手安打で出塁、菊池涼介くんが高めの球をうまく当てて左中間への2点本塁打。試合を振り出しに戻します。
しかし、この日の大竹投手はあてになりませんでした。同点に追いついてもらった直後の4回に菊池くんの守備範囲に助けられて1死後、連打で1死2、3塁。1塁への邪飛も菊池くんが捕りにいって2死までもっていってから左翼へ適時打を食らいます。エルドレッドの守備も悪かったのですが、判っていて左翼に入れているわけですから、それを責めても仕方ありません。
5回に梵選手の安打と四球で2死1、2塁でエルドレッド。いつもなら三振して終わりそうな場面ですが、今日のエルドレッドは後がないことがわかっているのか、ここで適時打。1点を返して、まだまだ追いつける展開。
6回は2死1、2塁と走者を出すものの得点に結びつかない広島打線。7回もエルドレッドが猛打賞となる3安打目を記録しますが、後が続かず。
すると7回から登板した今村投手が8回に1死から安打を打たれて、さらに本塁打。一気に3点差となり苦しくなります。その後を2者連続三振だっただけに、もったいない投球でした。
9回は昇格してきた上野投手ですが、完全に敗戦処理といった様相。ここでも2点本塁打を食らい、白けた試合になってしまいました。

試合結果
広島3-8中日
大竹寛 5回 被安打5 被本塁打1 与四球1 奪三振2 自責点4 防御率3.67
菊池涼介 4打数 2安打 1本塁打 1犠打 2打点 打率.252
エルドレッド 3打数 3安打 1四球 1打点 打率.211


つづく横浜戦の先発は野村祐輔くん。3位争いで絶対に負けたくない初戦でした。
初回に菊池くん松山選手連打に四球で1死満塁の好機。しかしここで適時打が出ず。結局押し出しでもらった1点どまり。このところなかなか打って欲しいところで打てない打線は今日も苦戦を予感させます。
野村くんは1回に四球、2回に2塁打と走者を背負いますが、無失点。4回には菊池くんが失策しますがこれも大事に至らず。しかし、5回に先頭打者を内野安打で出すと、あれよあれよと言う間に2死2、3塁。ここで初球のストライクを取りにいった球を狙われ、適時打を食らってしまい逆転を許します。
1回に相手先発を引きずりおろす絶好の機会があったにもかかわらず、打てなかった打線。そこまでいい投手ではないはずですが、2回からは3度の併殺と助けてしまいトントンと7回まで来てしまいます。
7回にようやく岩本選手の安打に、代走の赤松選手が足を絡めて2死3塁の好機。しかしここでも適時打は出ません。
するとここまで5回以外は安定していた野村くんが耐え切れず、四球に犠打に安打で1死1、3塁。投手に代えて代打で甘い初球を狙い撃ち。3点本塁打となり勝負を決められたかに思えました。しかし、この代打采配は敵ながら見事でした。
8回はなにかと縁がある気がする山口投手が出てきて、安打に四球で1死1、2塁。ここでこの日2安打と当たっている松山選手がやってくれました。左翼ギリギリの3点本塁打で1点差。山口投手をあっさり引っ込めた横浜。しかし、その後も四球と石原選手の安打で2死1、2塁と攻め、木村選手に期待がかかりますが適時打は出ず。適時打欠乏症は続いています。
9回は天谷選手が四球で出塁。犠打と進塁打で2死3塁と同点への最後の好機に菊池くんが登場しますが、あえなく中飛で試合終了。痛い連敗で気づけば横浜が2ゲーム差。今年も謎の5位力発動、やっぱりあと一歩で終わってしまうのでしょうか?

菊池くんは連続して安打が出ています。初回は押し出し先制のきっかけになるました。しかし、その後は失策をきっかけに沈黙。8回も2人が出塁したあとで1本が出ていれば満塁でしたし、最終回もあそこまで来たからには打ってヒーローになってもらいたかったところですが、残念です。
中日戦では体で打球を受ける場面も見られましたが、やはり正面の強い当たりでの守備はちょっと気がかりです。

試合結果
広島4-5横浜
野村祐輔 7回 被安打6 被本塁打1 与四球2 奪三振1 自責点5 防御率3.38
菊池涼介 4打数 1安打 1三振 1四球 1失策 打率.252
松山竜平 4打数 3安打 1本塁打 3打点 打率.297

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