2013年8月20日火曜日

横浜3連戦は2勝1敗 中日初戦快勝

横浜との3連戦。初戦は野村祐輔くんでした。
初回に先頭のルイス2塁打。菊池くんの犠打のあと、2連続四球で1死満塁と先制の好機も活かせず無得点。2回も四球2つに野村くんの犠打で1死2、3塁の好機をつぶし嫌な展開。
すると、初回は3者凡退に抑えた野村くんが2回から変調。3回に2者連続本塁打を浴びて先制されます。
しかし、4回プリンス・堂林選手石原選手安打に野村くんの犠打で1死2、3塁とすると2回では凡退したルイス適時打を放って同点にします。
4回以降は本来の調子を取り戻した野村くんが淡々と無失点を続け、援護を待ちます。7回、菊池くが快足を見せて2塁打。2死2塁の場面でキラの当たりは一ゴロかと思われましたが、これが内野安打となります。一塁手がもたつく間に、菊池くんは迷わず本塁へ。一ゴロが勝ち越し適時打に化ける好走塁。これで流れがいい気に広島に傾きました。
9回にも丸選手安打からキラ2本目の適時打木村選手にも適時打が出てダメ押しに成功。投手陣も8回は横山投手、9回は今村投手が見事な投球を見せてくれました。
この日のヒーローは勝ち越し適時打のキラかと思いましたが、なんと勝ち越しのホームを踏んだ菊池くんでした。

試合結果
広島5-2横浜
野村祐輔 7回 被安打5 被本塁打2 与四球1 奪三振5 自責点2 防御率3.53
菊池涼介 4打数 1安打 1犠打 打率.257
キラ 4打数 2安打 1四球 2打点 打率.293


2戦目の先発はバリントン。また、ミコライオが戻ってきたことで2軍降格となったルイスの代わりに1軍昇格となった天谷選手が1番に入りました。
初回いきなり天谷選手が安打で出塁、菊池くんが犠打で1死2塁としますが無得点。その裏早くもバリントンが1点を失います。しかし、2つの四死球と石原選手犠打で1死2、3塁。ここでバリントンが打つほうで魅せました。まさかの左適時打を放って逆転に成功。この1打で調子を取り戻せればと思いましたが、2回3回を3者凡退とした後の4回。連打と菊池くんの送球が逸れる併殺崩れで1死1、3塁から犠飛で同点とされ、5回も四球がらみで2点を献上。逆転されてしまいます。
しかし、6回梵選手安打堂林選手適時打。さらに岩本選手にも2点本塁打が飛び出し、一気に逆転。2割台前半の打率で苦しむ2人が仕事をしてくれました。
8回にはこのところ打撃が湿りがちな松山選手にも本塁打が出て援護。投手陣は6回から永川投手、今村投手、ミコライオが完璧な内容で勝利。このまま中継ぎ陣が安定してくれると頼もしいです。

試合結果
広島6-4横浜
バリントン 5回 被安打6 与四球1 奪三振4 自責点4 防御率3.61
菊池涼介 4打数 0安打 2三振 1犠打 打率.254
堂林翔太 2打数 2安打 1死球 1犠打 1打点 打率.219
岩本貴裕 2打数 1安打 1本塁打 1三振 2打点 打率.241


3戦目の先発は若手の中崎翔太投手
初回に1番に入った丸選手が先頭で四球を選ぶと、菊池くんの犠打と四球などで1死1、3塁。廣瀬選手がきっちり左適時打でまず先制します。
中崎投手は1回に3塁まで走者を進め、不穏な空気。すると2回に3点本塁打を含む4点を失い、試合の流れが横浜へ。
4回には2塁打を打たれた後、安打性の当たりを菊池くんが追いついたまでは良かったのですが、体勢を立て直さないまま悪送球する悪い癖が久々に出て、これが失点につながります。菊池くんは失策以上に好守でチームに貢献しているのですが、こういうプレーで失点に結びつくのが良くない印象です。この横浜3連戦ではところどころで危うい守備があったので疲れているのかもしれません。その後適時打も出て1-6と試合が決まってしまいました。
中崎投手はなんだかんだで6回まで投げてくれました。後を受けた岩見くんは磯村くんとバッテリーを組むことに。アピールの場としたかったのですが、連続四球で無死1、2塁とこれまで同様四球で走者を出してしまういわみん。なんとか併殺で無失点でしたが、不安定な内容からか2軍降格となってしまいました。8回は三者凡退で、1軍昇格から3試合の成績は3回1/3投げて失点0、防御率0.00な上に被安打も0、奪三振は4と数字だけ見ればすばらしいのですが、与四球が4というのが頂けなかったようです。ただ、1軍でも通用する出応えはあったはずで次回またチャンスがあればと思います。
打線は8回に丸選手2塁打梵選手適時打で1点を返すのがやっと。菊池くんはこの日も無安打と冴えませんでした。

試合結果
広島2-6横浜
中崎翔太 6回 被安打9 被本塁打1 与四球2 奪三振3 自責点4 防御率5.82
岩見優輝 2回 被安打0 与四球2 奪三振2 自責点0 防御率0.00
菊池涼介 3打数 0安打 1犠打 1失策 打率.252
梵英心 3打数 2安打 1四球 打点1 打率.296


舞台は岐阜に移っての中日戦初戦。3位争いをする上で重要な3連戦の初戦はエース・マエケンが登板。
立ち上がりにけん制悪送球など1死3塁のピンチを招きましたが、なんとか抑えて無失点。打線は2回に2つの四死球などで2死1、3塁の場面で石原選手適時打。さらに5回にも石原選手本塁打を放ち、エースを援護します。今日は石原選手以外も元気で、天谷選手菊池くん連打に丸選手の四球で満塁。松山選手2点適時打梵選手適時打と5回までに5点を入れます。このところのマエケンにとっては石原選手の2点だけでも十分ですが、5点もの大量リードでスイスイ。6回には菊池くんが久々の適時打でダメ押し。
8回にマエケンの後を受けたソコロビッチもすばらしい投球で3者凡退。ここのところ中継ぎは本当に安定してきています。
9回はこの日昇格してきた今井投手。2塁打を打たれて危うい面もありましたが、なんとか無失点で完封リレーとなりました。
投手陣もすばらしい出来でしたが、打撃陣もこの日はとても良かったです。天谷選手菊池くん梵選手がそろって猛打賞となりました。特に梵選手はひざの具合もあって出場機会が少し少なくなっていますが、横浜戦以降13打数で8安打と驚異の当たり。打率も3割を超えてきました。

試合結果
広島6-0中日
前田健太 7回 被安打4 与四球2 奪三振6 自責点0 防御率2.14
菊池涼介 5打数 3安打 1打点 打率.257
梵英心 3打数 3安打 1打点 打率.305
石原慶幸 4打数 2安打 1本塁打 1三振 1併殺 2打点 打率.262
天谷宗一郎 5打数 3安打 1三振 1盗塁 打率.250

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