2013年5月24日金曜日

丸 同点適時打&勝ち越し本塁打で快勝

本日も熱心な広島FANで埋め尽くされた埼玉での交流戦2戦目。先発は2年目・野村祐輔くん
初回、三ゴロを菊池涼介くんが悪送球で1死2塁。その後、野村くんが適時打を食らって先制されてしまいます。菊池くんの失策は明らかに間に合わない送球での失策で、これは以前にもありました。また、昨日も併殺をとった送球が悪かったので要修正な点です。
4回にはプリンス・堂林選手が高いバウンドをジャンプしてグラブに当てながら弾いてしまう失策。これまた無死1、2塁としてしまうと、2死後に適時打を打たれて2失点目。いずれも失策が点に結びついてしまういやな流れ。
しかし、5回2死から初回に失策した菊池くんが緩いカーブを粘り強くためて気迫の内野安打で出塁すると、当たっている中東選手適時打菊池くんが俊足を披露して1塁から一気に本塁まで駆け抜けました。さらに丸選手も続けて適時打を放って、同点へ。1番2番3番がきっちり機能して得点につながる理想的な展開でした。
7回には石原選手の懸命な走塁で内野安打をもぎ取ると、今日の殊勲者・丸選手2点本塁打。ベンチも大盛り上がりで一気に勝ち越し。8回にはニックが1軍復帰後初の本塁打で2点を追加。試合を決めてくれました。
野村くんは6回、7回に2塁打を打たれてピンチになるものの、後続を三振に取る安定の投球。時折甘い球はあるものの要所での制球力は抜群で、球速がない分を補って余りある投球術でした。
7回1死からは河内投手。四球を与えて1死1、2塁とするものの、続く打者を二ゴロに打ち取ります。これを遊撃・安部選手がきちんと送球できていれば併殺だっただけに、送球が逸れてしまい2死1、3塁としてしまったのは残念なところ。二遊間ともに送球に課題の1日です。
7回2死からは今村投手。今日も球速は出ていませんでしたが、野村くんを見習ったのか(?)豪腕投手からコントロールピッチャーへ変身したかのような投球で、良いところへポンポン球を放っていました。9回は4点差ありながらミコライオが登場。昨日はひやひやしましたが、今日は初球から150キロをガンガン投げ込んで3者凡退。関東での4戦を2勝2敗で終えました。

菊池くんは今日も失策から失点に絡んでしまったり、逆に内野安打で同点劇の口火をきったりと、良くも悪くも試合を左右するプレーが出ていました。課題の出塁や進塁については相手失策を誘ったり、犠打を無難に決めたりと1番打者としての役割を果たせたかと思います。今日も安打を1本打ったことで、連続安打は9試合と継続中。打率もジリジリ上がってきています。
一方、気がかりなのはプリンス・堂林選手。今日も快音は聞かれず、守備では1失策。三振も1個追加で両部門ワースト2位となっています。なんとか1本打ってまた調子を取り戻せると良いのですが。

試合結果
広島6-2埼玉
野村祐輔 6回1/3 被安打7 与死球1 奪三振4 自責点0 防御率2.87
菊池涼介 4打数 1安打 1犠打 1失策 打率.242
丸佳浩 5打数 2安打 1本塁打 3打点 打率.309
ニック 4打数 2安打 1本塁打 2打点 1三振 打率.250

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