2016年9月13日火曜日

青山ラグビーは筑波に惜敗 バレーは首位快走

大学ラグビー対抗戦が開幕。
前回6位の青山学院大学は前回3位の筑波大学と対戦。実力的にはやや筑波優勢ですが、春には早稲田大学を負かした青山学院は台風の目となれるか注目です。
試合は序盤は青山学院ペース。2本のPG機会を得ますがこれを決められず。
中盤からは筑波に流れが傾き、こらえる青山学院でしたが、11分にはゴールラインまで攻め込まれます。判定はノックオンでここは切り抜けましたが、ミスから窮地を脱することが出来ず14分にトライ・ゴールを決められます。
筑波大学・9番杉山くんが抜け出しトライ。

0-7とされた青山学院。17分もゴール手前まで押し込まれます。粘る青山学院は得点を許さないもののなかなか相手陣内へ戻せず、25分まで自陣でしのぐ展開。一方の筑波は一方的に攻めながら決め手を欠き、徐々に勢いを失います。29分には筑波の22メートルライン内に攻め込みますが、反則でゴール前まで詰められず。激しい攻防となった30分過ぎ、青山学院にミス・反則が出て再び自陣へ。ゴール前で懸命に踏ん張りますが、39分にスクラムを崩したと反則を取られPGを決められてしまいます。
41分に筑波大学・14番島田くんがPGを決めて10点差に。

終了間際の43分に筑波大学の反則があり、ハーフウェイライン近辺からのPGを高野くんが見事に決めて3-10で前半を終えます。
筑波大学優位の展開ながら前半は3-10でしのぎます。

後半序盤は筑波が攻め、あっという間に押し込まれた青山学院。裏をうまくつかれてトライを奪われます。
後半開始早々に筑波大学・島田くんがトライ。

45分から筑波陣地へ攻め込む青山学院ですが、反則もあり攻め切れません。54分に筑波の反攻で杉山くんが抜け、一気にピンチになります。ボールを奪うことが出来ない青山学院はゴールライン手前で相手ノックオンでトライを免れます。60分も青山学院のゴールライン際での攻防で筑波がノックオン。相手のミスに助けられます。
苦境を脱したのは62分。崔くんがボールを前に蹴りだし、下里くんが22メートルラインで筑波・亀山くんを捕まえ、そのままパスを受けた岩滿くんが駆け込みトライ。押されていた青山学院が逆襲に転じます。
 下里くんがよく捕らえ、岩滿くんが落ち着いてトライを奪います。

高野くんがコンバージョンゴールも決め、10-15とします。筑波大学は諸所に出るミスが積み重なって力量的には格下の青山学院大学を引き離せません。
66分もターンオーバーから一気に高野くんが走り、筑波陣地奥深くまで攻めあがります。ここで筑波側に反則がありPGを高野くんが決めて2点差に詰め寄ります。
 高野くんのPGで2点差まで詰めます。

71分筑波が反攻に転じ、ゴールライン手前5メートルから青山学院は懸命に粘ります。最後は筑波がノックオンでまたしてもトライを阻止。
スクラムから岩滿くんがボールを拾い、筑波陣内へ、なんとか突破口を開きたい青山学院でしたが、ミスが出てしまいます。それでも再び78分にカウンターの機会を作り、ゴール前で高野くんがチャージダウンし、仕掛けるも及ばず。13-15と惜敗となりました。
最後まで攻め続け、強豪筑波をあと一歩まで追い詰めました。

正直ここまで善戦できるとは思いませんでした。今季は5強の壁を崩せるか。

試合結果 青山学院大学 1敗
青山学院大学13-15筑波大学


関東大学バレーボールは男子2部がすでに開幕しています。
時間が間に合えば秩父宮から見に行きたかったのですが、試合会場があまりに遠く断念しました。
開幕戦を難敵・宇都宮大学相手にストレート勝ちを収めた青山学院大学。続くいつも中位争いを演じている大東文化大学もストレートで下し、勢いに乗ります。第3戦と第4戦は下位陣の平成国際大学と桜美林大学ということでこちらもストレートで勝利。ここまで絶好調といえそうです。
一方、優勝候補と目される法政大学や駒澤大学は苦戦。駒澤大学は桜美林大学などにセットを奪われ、法政大学は宇都宮大学にフルセットで辛勝するなど序盤からつまづいています。慶應義塾大学にいたっては大東文化大学に1-3で敗れ、優勝戦線から一歩後退しています。
ここまで序盤4戦を終えて3チームが全勝をキープ。首位はなんと失セット0の青山学院大学。2位は失セット2の駒澤大学、3位は失セット3の法政大学となっています。まだ上位陣同士の戦いは行われていませんが、地道に力をつけてきている青山学院大学が今季はどこまで上位争いに食い込めるか楽しみな大会となっています。

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