9月のウエスタンリーグ月間MVPに美間優槻選手が選出されました。
9月はウエスタンリーグで本塁打4本を放つなどの自慢のパワーを見せつけての受賞。同期でドラフト2位の鈴木誠也くんは今期1軍で大活躍していますが、ドラフト5位入団の美間くんは鈴木誠也くんと同じく投手から野手へ転向した高卒選手。美間くんは見るからに力強い感じがしていて、タイプは違うもののこちらも来年はひょっとすると大化けしそうな勢いが感じられます。
三塁手は堂林選手が定位置を狙っていましたが、新人の田中くんが遊撃手のポジションを奪ったことで競争が激化。梵選手や小窪選手、上本選手らがし烈な三塁手争いを展開し、大砲として期待された堂林選手が外野手転向を余儀なくされています。ここに大穴の美間くんがからんでくると次代の三塁手争いがますます面白くなりそうで、来期の最重要注目選手の一人と言えそうです。
一方で、残念ながら4人の投手が戦力外通告を受けることになってしまいました。戦力外通告を受けたのは齊藤悠葵投手、大島崇行投手、上野弘文投手、永川光浩投手。
特に齊藤投手は将来の左腕エース候補だった上、まだ若いだけに残念。去年から球速が130キロに届かない試合が多く、背番号も21番をはく奪されていました。それでも本人は戦力外を想定していただけに、1年間チャンスをもらったと今期は復活に向けて取り組んできました。しかし、状態が良くなることはなく、2軍での登板機会もめっきり減ってしまっていました。打者としての素質もあるのではないかとの意見もありましたが、投手1本で頑張ってきただけに叶いませんでした。
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