2014年9月29日月曜日

世界選手権 中国に逆転負けで2位通過

プエルトリコに3-0と順当にストレート勝ちを収めた日本。1次ラウンド最終戦の中国戦は真価を問われる一戦でした。
第1セットはここまで1セットも落とすことなくきた絶好調の中国ペースで試合が進み、日本は大差でセットを失います。第2セットは迫田選手に代えて江畑選手を起用。思った効果は得られなかったものの木村選手の活躍でこのセットを奪い返します。第3セットは中盤まで中国が主導権を握りますが、不調の江畑選手に代えて再び迫田選手を投入。これが功を奏してデュースにもちこんで一気にセットを奪います。勢いに乗りたい日本でしたが、中国のブロックに阻まれ第4セットを落とすと、第5セットも中国が圧倒的な強さを見せ中盤まで大量リードを奪われます。終盤粘った日本でしたが、逆転はならず。2-3で敗れました。
フルセットになったことで中国は今大会初めて勝ち点3を取れなかったものの、全勝で1次ラウンドを1位通過。日本は2敗したものの2位通過となりました。

試合結果 日本3勝2敗
日本2-3中国
(16-25)
(25-18)
(27-25)
(17-25)
(11-15)

日本-中国戦終了時点で勝ち点14の中国と勝ち点11の日本の順位が確定。3位と4位は勝ち点7のアゼルバイジャンと、まだ試合が行われていない勝ち点6のベルギー、勝ち点4のプエルトリコが争っています。
日本が2次ラウンドで当たるプールAはイタリアとドミニカ共和国が1位を争っています。すでにアルゼンチンとチュニジアの敗退が決定し、上位2チームとクロアチアとドイツの4チームが勝ち抜けています。日本の次の対戦相手はA組4位のドイツと決まりました。
2次ラウンドは8チームで競い、上位3チームしか3次ラウンドに進めない厳しいシステム。日本は取りこぼしのないよう戦うしかありません。

なおプールBはブラジル、セルビアが1位争い。ブルガリアとトルコが勝ち抜けてカナダとカメルーンが敗退しています。プールCはロシアとアメリカが1位を競っており、オランダとカザフスタンが2次ラウンド進出。タイとメキシコが1次敗退となりました。


訂正:日本の次の対戦相手は10月1日に行われるプールA3位のクロアチアでした。

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