2014年6月23日月曜日

ロサリオサヨナラ弾 田中覚醒?4安打

交流戦最終戦。ここまで4連勝中の広島。本日の先発はバリントン。
広島は初回、天谷選手と菊池くんが連打で無死1、2塁。1死後、エルドレッドが適時二塁打で2点を先制。2回には昨日2安打の田中くんが3号目の本塁打。3点をリードします。
バリントンは初回、2回と得点圏に走者を背負う苦しい投球。3回に先頭打者を出すと、四球も絡んで1死1、2塁。そこから3連打で4点を失います。昨日とは逆に連打で逆転を許してしまいますが、4回にエルドレッドの本塁打で追いつくことに成功。試合は振り出しに。
4回以降中継ぎ陣が踏ん張り、両チーム得点が入らず。8回、9回は好機を作りましたが、得点できないモヤモヤした状況。
しかし延長に入った10回に先頭の赤松選手の安打に菊池くんが犠打を決めて1死2塁。丸選手を敬遠し、続くエルドレッドは三振でしたが、勝負に出たロサリオが見事な本塁打でサヨナラ勝ち。5連勝と非常にいい形で交流戦を締めくくりました。

バリントンの3回降板は想定外の事態でしたが、しばらく試合がないということで中継ぎ陣をフルにつぎ込んでみんなが頑張って勝利に結び付けました。
また、この連戦で一番驚いたのは田中広輔くんの大活躍ぶり。ここまでプロの球に苦戦していたのがうそのように安打を量産。今日は4打数4安打うち1本塁打と完璧。プリンス復帰を目前にして1軍の当落線上にいた田中くんが奮起したことでチーム内競争がますます楽しみになってきました。
一方の二塁手に座をがっちり守って追撃を許さない菊池くんは今日も2安打。16試合連続安打・5試合連続の複数安打で、打率がグングン上昇。気がつけばリーグ4位にまで上がってきました。思えば去年の今頃は三振が多く、打率も規定に乗っている中では最下位クラス。スタメン固定には非難ごうごうだったことを考えると、本当に驚異的な成長といえます。いまや抜けたら一番苦しい選手の一人にまで挙げられるようになって、うれしい限り。オールスターでのファン投票でも二塁手1位を十分とれる位置にいます。リーグ戦が再開してもこのまま突っ走って欲しいです。

試合結果
広島7−4北海道
バリントン 3回 被安打7 与四球1 奪三振3 自責点4
田中広輔 4打数 4安打 1本塁打 1打点
エルドレッド 5打数 2安打 1本塁打 1三振 3打点
ロサリオ 5打数 1安打 1本塁打 1三振 3打点
菊池涼介 4打数 2安打 1犠打

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