2014年6月20日金曜日

野村・マエケン好投で楽天に快勝 3連勝

ようやく連敗を9で止めた広島。交流戦で大きく負け越してしまったためついに3位に転落。ここから巻き返しを図りたいところ。本日は東北楽天との対戦。先発は野村祐輔くん。
初回から広島打線が活発に機能。1死から菊池くんが二塁打を放つと、あたりを取り戻してきた丸選手が適時三塁打であっさり先制。さらにロサリオが犠飛を放って2点目。
3回には再び菊池くんが内野安打で出塁。エルドレッドに1発が飛び出し2点を追加。四球で1死1塁の場面で小窪選手が適時打とこの回3得点。さらに5回にはロサリオにも本塁打が出て6点目。試合を優位に進めます。
一方の野村くんはいつもの打たせて取る投球ができていました。6回と7回にはピンチを招き、7回に適時打を打たれたものの、7回を1失点と1軍復帰後2試合続けての好投で復調を示しました。
8回は久本投手が、9回は中田投手が三者凡退で危なげなく締めて連勝。1日で2位に返り咲きました。

この日、大きな注目を集めたのが指名打者に入った高橋大樹くん。ドラフト1位選手ながら2位の鈴木誠也くんや3位の上本選手、4位の下水流選手に先をこされていましたが、今年は2軍で本塁打を量産。まだまだ打率は低いものの、長打力を買われての1軍昇格となりました。この日は残念ながら安打は出ませんでしたが、将来の大器だけに次回の打席が楽しみです。
また廣瀬選手が1軍へ戻ってきましたが、即結果を出して猛打賞。さすがです。得点に直接からむことはありませんでしたが、今後の活躍に期待を持たせる内容となりました。
そのほか、ここまでずっと好調を維持し続けている菊池くんがこの日も猛打賞。先制のきっかけとなる二塁打に、エルドレッドの2点本塁打を呼び込む内野安打といいところで打ってくれています。打率も3割を超えていて、相手投手としては嫌な2番打者となっています。

試合結果
広島6-1東北
野村祐輔 7回 被安打5 与四球0 奪三振5 自責点1
ロサリオ 2打数 2安打 1本塁打 1四球 2打点
エルドレッド 3打数 1安打 1本塁打 1四球 1三振 2打点
菊池涼介 4打数 3安打
廣瀬純 4打数 3安打



新人投手相手に絶対に負けられないエース・マエケンが先発の試合。
初回はともに三者凡退。2回に広島は3つの四球で1死満塁とするも得点できず。
3回も2つの四球と進塁打で2死2、3塁。ここでロサリオが追い込まれながらも右前適時打。2点を先制します。
4回は梵選手が三塁ベースに当てる二塁打で出塁。菊池くんが早々に追い込まれながら、しぶとく食らい付いて適時打を打ちます。
5回にもエルドレッドとロサリオの連打から、小窪選手の遊撃への当たりは本塁送球しますが、間に合わず。適時内野安打となって追加点。4-0とします。
好投のマエケンは6回に菊池くんの失策から、四球に犠打でピンチを招き、犠飛で1点を失うも、その裏には四球と菊池くんの犠打、進塁打もあって2死3塁。暴投で1点を入れ、追撃を許しません。マエケンは7回、8回と得点圏に走者を背負いましたが味方守備の好守もあり、失点せず8回1失点、自責は0とエースとしての力を見せつけました。
8回裏には再び梵選手が盗塁で、得点圏に進み、菊池くんが左適時打でダメ押しに成功。今日は1、2番がうまく機能していました。
9回にマエケンの後を受けた小野投手が1点を奪われたのはご愛嬌。快勝で3連勝となりました。

菊池くんはこの日も2安打。2本とも適時打となって勝負強さも見せています。しかし、失点のきっかけとなった失策は頂けません。ここの所守備が良くない気がするので、盛大なやらかしには注意です。
キラの代わりに上がったロサリオもここまで素晴らしい内容。打線の軸となっています。本来はキラがその役目を負うべきはずだったのですが、ロサリオの活躍を見るに当面キラの出番はないかもしれません。
注目の高橋くんはこの日も安打なし。また次に期待しましょう。

試合結果
広島5−1東北
前田健太 8回 被安打5 与四球2 奪三振3 自責点0
菊池涼介 3打席 2安打 1四球 1犠打 2打点 1盗塁 1失策
ロサリオ 3打数 2安打 1四球 2打点

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