2014年6月15日日曜日

連敗を止めたのはやはりエルドレッド 満塁弾

連敗から脱出できずもがく広島ですが、ここにきてさらにけが人が続出。石原選手が右肩痛、松山選手がプレー中にじん帯損傷で降格。倉選手と天谷選手が1軍に登録されました。また練習中に中田投手が打球に当たって病院へ行くことに。そのまま試合には出ましたが心配です。

ここのところ思うような投球ができていない大瀬良大地くんが先発。初回は三者凡退でしたが、2回からは我慢の投球。暴投2つで先制点を献上してしまいます。3回も安打と犠打から適時打、4回も2死から二塁打と適時打で3失点。5回まで投げて実に11安打を打たれてしまいリズムを作れません。それでもここ一番ではなんとか踏ん張り、炎上は回避できました。
その踏ん張りが効いたのか、5回まで2安打と抑えられていた打線が6回に目覚めます。代打・中東選手の安打に、四球で1死1、2塁で菊池くんが左前適時打。さらに丸選手が右翼席へ3点本塁打を放って、わずか5安打の広島が4点を奪って逆転に成功。大瀬良くんに勝ち投手の権利が転がり込んできました。
しかし、軸を失った中継ぎ陣はこの日もボロボロ。次男から受け継いだ2番手・今村くんは長男として意地を見せたいところでしたが、2死から出した四球が命取り。長打を食らって大瀬良くんの勝ちを消してしまいます。
貧打線にはこれ以上得点する力がなく、8回にけがが心配される中田投手をマウンドに送るもこれが裏目。やりたい放題にやられてしまい2回連続の救援失敗。久本投手も抑えきれず、この回4点を奪われてしまいました。

この日、千葉ロッテは17安打に対し、広島は5安打。いったんは勝ち越すことができ、粘ったといえば粘ったのでしょうが、格が違いすぎました。しかし、あれほど完璧だった中継ぎ陣がいまや見る影もありません。

試合結果
広島4-8千葉
大瀬良大地 5回 被安打11 与四死球2 奪三振3 自責点3
丸佳浩 4打数 1安打 1本塁打 3打点
菊池涼介 2打数 1安打 1四球 1犠打 1打点


今日負ければ10連敗となってしまう広島はここまで勝ち頭のバリントンが先発。
初回に松山選手のけがで昇格の天谷選手が先頭打者本塁打で先制。
バリントンは制球が安定せず、いきなり四球。その後もストライクが入らず、不安な立ち上がり。
先に大量点をとっておきたい広島は2回に木村選手が安打。盗塁悪送球で3塁まで進むも得点ならず。しかし、3回は菊池くんが中前安打。牽制にひっかかりながらも盗塁も決めて、併殺かと思われた打球が進塁打で2死1、3塁。ここでロサリオの当たりが幸いにも適時内野安打となり、相手のミスにつけこんで2点目が入ります。
バリントンは1回から3回まで毎回死球で走者を出す苦しい投球。4回には安打と暴投などで2死1、2塁の場面で適時打を打たれ、5回は二塁内野安打から適時打と本塁打で逆転を許してしまいます。
今日もダメなのかと思わずため息が出てしまいます。6回には小野投手が安打に犠打から適時打と3点差にされます。
しかし、いつもは粛々と凡退していく打線が、この日は粘ります。7回に1死から四球と菊池くん、丸選手の連続安打で1死満塁からまさかのエルドレッドの満塁逆転本塁打が飛び出し、さらに8回にも今日大当たりの木村選手の安打から中東選手の2点本塁打。ダメ押しに成功。くやしい投球が続いた中田投手が2回を連続三者凡退とし、最後はいつ以来かも忘れてしまうほど登場機会がなかったミコライオが締めて長い長い連敗からようやく脱出することができました。

今日は丸選手と木村選手が猛打賞。菊池くんも2安打でロサリオに適時打、エルドレッドに本塁打と打つべき人が打ってくれたことが勝利に繋がりました。やはり菊丸とエルドレッドが活躍してくれないと困ります。

試合結果
広島8-5千葉
バリントン 5回 被安打7 被本塁打1 与死四球5 奪三振3 自責点4
丸佳浩 3打数 3安打 2四球
木村昇吾 4打数 3安打 1盗塁
エルドレッド5打数1安打1本塁打1三振4打点

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