2014年5月6日火曜日

先発陣に暗雲 九里くん2敗目 福井くん予告先発

9連戦中の広島は本拠地マツダスタジアムを離れて、神宮での3連戦。
先発は九里亜蓮くん。しかし、1回いきなりの先頭打者本塁打を食らってしまい、さらに安打と盗塁・進塁打で1死3塁とされると内野ゴロの間にもう1点を失ってしまいます。
早く追いついて新人を鼓舞したい打線でしたが、どうもちぐはぐ。4回には先頭のプリンス・堂林選手が出塁し、菊池くんが犠打を決めるも得点ならず。このパターンでなかなか点が取れないのがもどかしいです。
すると、その裏に本塁打を打たれてしまい、九里くんは4回3失点で降板。打線が早めに点をとって楽にしてあげたら、そこまで悪い内容ではなかっただけに残念でした。
打線は5回に1死から松山選手が安打で出塁。本日スタメン起用の田中くんが2本目の安打を放ち、1死1、2塁とすると石原選手の三ゴロが二塁へ悪送球となり1点を返します。なおも、1死1、3塁で廣瀬選手の犠飛で1点差に。その後、連続四球で2死満塁となりましたが、逆転はできず。
5回から九里くんの後を受けたのが中田投手。5回は三者凡退でしたが、6回に2死1、2塁から適時打を打たれてしまい今期初失点となってしまいました。
7回と8回は梅津投手が投げ、2回とも完璧に抑えました。梅津投手が想定以上に安定していて、中継ぎ陣はさらに厚くなってきました。
9回にキラが2塁打で好機を作ると、石原選手が適時打を放って1点差に。代打の中東選手も安打で2死1、3塁と見せ場を作りましたが、最後は三振に倒れて試合終了。神宮での初戦を落とし、9連戦は4戦が終わって2勝2敗となりました。

今日は元気な菊丸が沈黙。好機をうまく作ることが出来なかったのが痛かったです。
先発も野村くんが脱落し、篠田投手が打たれて次回修正できるか気になるところで、九里くんが2試合続けて敗戦。マエケン、バリントン、大瀬良くんの3人に続くところが不安になってきました。
ここで明日の予告先発は福井優也くん。正直、武内投手で行くのではと思っていただけに、まだ早い気がしますが、調子が悪いなりに2軍では奪三振1位、防御率5位と健闘しているので復活を賭けたマウンドとなります。去年の神宮では良い印象はないですが、六大学時代には豪腕を魅せつけた球場だけに自信を持って投げて欲しいです。
明るい話題はプリンスが昨日、今日と2安打を放って打率があがってきました。まだ1番打者というイメージではないのですが、ここを起点に好機を作れれば後ろが菊池くんだけに面白い展開が期待できそうです。

今日少し気になったのは5回の田中くんの走塁です。石原選手の当たりが三ゴロで併殺コースでした。ここで田中くんは併殺崩しをしなければと思ったのでしょうが、送球自体が逸れてあまりに二塁手がベースから離れてしまったので、あからさまにベースではなく選手を狙った感じになったのがちょっと気になりました。幸い何事もなかったのですが、万が一相手選手をけがをさせてしまったらと思うとひやひやします。
田中くんは走塁に関してよろしくない評判があるので、こうした少しのことでも悪し様に言われてしまう可能性があるので注意して欲しいです。それだけの素質のある選手ですし、無用なことで非難を受けて伸び悩んでしまったらあまりにもったいないです。

試合結果
広島3-4ヤクルト
九里 4回 被安打3 被本塁打2 与四球0 奪三振3 自責点3
堂林翔太 4打数 2安打 1四球 1三振
田中広輔 4出す 2安打

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