2014年4月22日火曜日

菊池&エル猛打賞 レン・イッチー・ミコが好救援 

エースを立てて横浜にて思わぬ敗戦を喫した後のヤクルト戦。先発は野村祐輔くん。
初回にプリンス・堂林選手の安打に菊池くんが犠打、2四死球で満塁の好機。しかし、前回の試合同様ここで点を取れないのが歯がゆいところ。絶好の先制の機会を失います。
それが影響したのかどうか、先発・野村くんが冴えません。1死後、みずからの失策でリズムを崩すと、即適時打を打たれてしまいます。2回も2塁打・犠打に死球で1死1、3塁とすると粘りもなくあっさり3塁2点適時打。さらに犠飛も打たれて2回4失点。早くもあきらめムードかと思いました。
しかし、3回攻守でチームの要になりつつある進化する菊池涼介くんが2塁打で出塁。頼れる4番エルドレッドがきっちり適時打で1点を返します。
3回も連打で無死1、2塁と苦しむ野村くんでしたが、ここから3連続三振で流れが変わります。4回の2死2、3塁は活かせなかったものの、5回は先頭の菊池くんが粘って四球をもぎとり、1死後エルドレッドが2塁打で1死2、3塁。2ゴロの間に1点、さらに廣瀬選手の適時打でもう1点追加し、1点差に追い上げます。
6回に野村くんの代打で田中広輔くんが安打。菊池くんも安打でつないで2死1、2塁とすると、丸選手が走者一掃の3塁2点適時打で逆転に成功。さらにエルドレッドにも内野適時打が生まれました。
6回からは中田投手が2回を無安打で抑え、8回は一岡くんが見事な3者凡退。9回に梵選手のダメ押し適時打で楽々登板のミコライオが最後を締めてすばらしい逆転勝利。野村くんは野手と救援陣に助けられての3勝目を挙げています。

前回の試合と同じく初回にキラで満塁となって得点が入らないというイライラから始まった試合でしたが、打撃好調の菊池くんとエルドレッドがかみ合って逆転につなげることができました。今日の試合は2人とも猛打賞。好機を作る菊池くん(打率.320)とそれを返すエルドレッド(打率.405)が機能しています。
投手陣も野村くんはちょっと心配ですが、中継ぎ・抑えは万全で危ないところがひとつもありませんでした。非常に頼もしい活躍ぶりです。
さて、その中継ぎですが、不振の2人が2軍落ちしましたが代わってあがったのがやはりの横山投手と、先発・中継ぎ両方で起用できる小野投手となりました。小野投手は当面敗戦処理かもしれませんが、ここで結果が出れば不安材料のある先発入りもあるかもしれません。
一方、2軍で連続好投した福井くんは落選。残念ですが、中継ぎで中途半端に試合に出るよりは2軍でしっかり先発をこなして好機を待つ方が良いでしょう。2軍での評価は確実に上がってきています。今井投手や武内投手とも競って1軍先発右腕の座を奪えるか次回の登板に期待です。

試合結果
広島7-4ヤクルト
野村祐輔 5回 被安打6 与四死球3 奪三振5 自責点3
エルドレッド 5打数 3安打 1三振 2打点
菊池涼介 3打数 3安打 1四球 1犠打
廣瀬純 5打数 2安打 1三振 1打点

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