2014年4月25日金曜日

田中くん逆転初本塁打 大瀬良くんは2勝目

神宮でのヤクルト3連戦の3戦目。先発は前回初勝利を挙げた大瀬良大地くん。
初回、安打と犠打で、1死3塁の場面で一二塁間の当たりを菊池くんがよく追いついたのですが、二ゴロにするのが精一杯。3塁走者が生還して先制されてしまいます。
しかし、直後の2回はエルドレッドが安打、キラの代わりに1軍昇格のロサリオが初安打で1死1、2塁。ここで田中広輔くんが追い込まれながらもど真ん中の球を逃さず捉えてプロ初本塁打。一気に3点を入れて逆転に成功します。
毎回走者を出しながらも追加点を与えない大瀬良くん。打線は5回に援護します。先頭の石原選手が安打で出塁。盗塁と四球で2死1、2塁で丸選手が適時打を放って1点追加。
5回裏に大瀬良くんは1点本塁打を食らいますが、大事には至らず。取られた点は取り返す。6回に四球と代走・中東選手の盗塁、進塁打で2死3塁。石原選手が敬遠され、打席は大瀬良くん。前回も前の打者が敬遠されたときに奮起して適時打を放っていますが、今日も見事な右前適時打。再び3点差とします。
7回は菊池くんがバント安打。さらに三邪飛の間に進塁する好走塁。エルドレッドの安打で1死1、3塁と好機を作ると廣瀬選手の犠飛で菊池くんが生還。さらに四球で2死1、2塁の場面で、今日の殊勲者・田中くんに代打で出場の小窪選手が3点本塁打。采配も冴えています。
大量リードに支えられた大瀬良くんは8回2失点で2勝目。9回は1軍に昇格した横山投手が3者凡退で抑えて神宮3連勝。貯金はなんと10にまで増えました。

今日は田中くんの本塁打に注目が集まりますが、大瀬良くんもよく投げました。新人2人の活躍に引っ張られる形で代打の小窪選手も本塁打。内野手争いは本当にし烈です。
そういった中でやはり群を抜いているのが菊池くん。今日は1安打ながら、三邪飛でタッチアップというありえない走塁を見せて得点につなげました。守備でも大瀬良くんのちょっと短い送球を体いっぱい伸ばしてアウトにしたり、一二塁間ならどこにでも出没する広い守備範囲で球場をわかせてくれます。
エルドレッドも打撃が好調なのは言うまでもないのですが、キラ不在で一塁手に入ると堅実な守備が光ります。7回、8回と好守で大瀬良くんを支えました。菊池くんのような派手さはありませんが、実はかなり守備も上達しているようです。

試合結果
広島9-2ヤクルト
大瀬良大地 8回 被安打8 被本塁打1 与四球0 奪三振6 自責点2
田中広輔 3打数 1安打 1本塁打 3打点
小窪哲也 1打数 1安打 1本塁打 3打点
丸佳浩 5打数 2安打 1打点

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