2013年9月8日日曜日

タイを下して全勝 アジア選手権へ弾み

世界選手権アジア最終予選の最終戦はタイとの全勝同士の対決。すでに世界選手権の出場権は獲得手いるものの、アジア選手権の前哨戦としても重要な戦い。
日本は五輪メンバーを外して若手主体のスタメン。
第1セットは終盤までもつれる展開。日本は左腕の長岡選手(久光製薬)にトスを集めて得点を挙げます。タイは肝心なところでミスが出て、リズムに乗れず、接戦で日本が第1セットをとります。
第2セットも競った展開となりましたが、宮下選手(岡山)は勢いのある長岡選手へトスを上げ続けて、このセットも連取。
第3セットは序盤に好調の平井選手(久光製薬)を使って得点を稼ぎます。岩坂選手(久光製薬)もサーブにブロックに貢献。長岡選手はこのセットも止まらずにタイを圧倒。ストレート勝ちで今大会は全勝となりました。

新戦力で臨んだタイ戦。突出した出来を見せたは長岡選手でした。序盤競った展開でよくスパイクを決めて、勝利を引き寄せました。またセンター陣も活躍。サーブ、ブロックに高い決定力を見せています。一方、レフト2人はレシーブに四苦八苦。苦しい場面で決めきれずにトスを呼び込むことができないまま、長岡選手だけが目立ってしまう結果に。
佐藤選手はたた一人のリベロ登録だっただけに、全日本残留をアピールする絶好の機会でしたが、期待に反する内容だった気がします。凡ミスが多く、つなぎもまだまだという印象。木村選手、新鍋選手が抜けた後の守備の要として、石井選手、近江選手を引っ張らなければならなかったのですが、連携がうまくいっていませんでした。

ワールドグランプリ、世界選手権アジア最終予選と続いて試合が行われて、疲労もたまっているところですが、今月はさらにアジア選手権もあり、アジア女王の座を取るために今後課題をどう修正していくのか気になるところです。

試合結果
日本3-0タイ
(25-23)
(25-21)
(25-10)

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