2013年9月17日火曜日

鈴木誠也初安打は初適時打 小窪猛打賞で6連勝

地元広島での巨人との3連戦最終戦。先発は中村恭平くん
初回にいきなり2者連続四球と課題の制球難でピンチを招いたきょんぺいくん。たまらず野村監督がじきじきにマウンドへ駆け寄り、檄を飛ばします。以前も泥だらけになった時に自らタオルを持って、きょんぺいくんのユニフォームを払っていたことがありましたが、相当期待している表れなのかもしれません。このピンチは149キロのストレートで併殺をとり、なんとか無失点とします。その裏の広島も2つの四球で好機を得ますが、こちらも併殺で無得点。
2回は安打を許すも小窪選手好守と併殺でしとめ、3回も四球2つで2死1、3塁となりますが無失点。ギリギリのところできょんぺいくんが踏ん張ります。なんとか大量得点を取って楽にしてあげたいところですが、打線もちぐはぐで点が取れず。きょんぺいくんは4回に先頭打者へ本日5つ目の四球を与えたところで降板させられました。以前も無失点ながら四球の多さから降板させられたことがありましたが、今回も同じような形となりました。代わった今村投手はピンチを招きましたが、梵選手好守で無失点。
その裏、梵選手が内野安打で出塁しますが、併殺で2死に。またも無得点かと思いきや、ここから小窪選手倉選手連打で2死1、2塁の好機。代打の鈴木誠也くんがお待ちかねのプロ初安打。しかも初適時打となり1点を先制しました。
しかし5回に登板した今井投手が菊池くんスライディング邪飛などで2死をとってから本塁打を打たれて同点に。その後もピンチの連続でいつ打たれてもおかしくないギリギリの戦いが続きます。味方打線は5回以降沈黙。圧倒的に巨人優勢で試合は進みますが、なぜか点が入らない巨人。
一方、広島は8回に丸選手安打で出塁。菊池くんが進塁打で1死2塁。キラ右前安打に失策が絡んでなんと勝ち越しに成功。こうなれば押せ押せの打線はエルドレッド適時打で1点を追加。さらに四球2つで塁を埋めると好守が光った小窪選手猛打賞適時打を放ち4点目。このあと押し出しもあって5-1と終盤で大量点を得ます。
9回からはミコライオ登場。先頭打者を安打で出すと、ここから悪夢のようなミスの連発。投ゴロ併殺コースを木村選手が落球。その後四球で無死満塁とすると、暴投で5-2に。さらに四球で満塁継続。三ゴロは落球もあり併殺が取れず1点許し、さらに犠飛で1点。5-4と適時打こそ出ていないものの、嫌な流れ。今までの巨人戦を考えれば同点延長、またはサヨナラ負けも覚悟しなければならない展開でしたが、ここでミコライオがなんとか三振を取って、試合終了。快勝するはずが案に相違して薄氷の勝利ではありましたが、あの巨人相手になんと3タテ。連勝を6に伸ばして、Aクラスが現実味を帯びてきました。ただ、まだまだ阪神・巨人との試合が4試合ずつ、4位の中日とも4試合が残っているだけに楽観はできません。

今年1番の期待の新人、鈴木誠也くんが見事3打席目にして初安打、初適時打を打って、初ヒーローとなりました。2球続けてボールとなったところで甘い変化球を痛打。左前に運んで送球も逸れたことがあり、小窪選手が生還。記念すべき一打に球場も沸きました。

試合結果
広島5-4巨人
中村恭平 3回0/3 被安打1 与四球5 自責点0 防御率3.96
菊池涼介 3打数 1安打 1犠打 打率.250
小窪哲也 4打数 3安打 1打点 打率.241
鈴木誠也 1打数 1安打 1打点 打率.333

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