2013年8月31日土曜日

佐藤あり紗先発起用 セルビアに奮闘するも完敗

ワールドグランプリ第3戦。日本の相手は相性の悪いセルビア。
日本はスタメンから変えてきました。江畑選手に代えて石井選手(久光製薬)、大竹選手に代えて川島選手(岡山)、座安選手に代えて佐藤あり紗選手(日立)を起用。
第1セットは終盤まで食らいつく日本でしたが、相手の強烈なスパイクを止めきれず、ミスが出た日本は惜しくも落としてしまいます。
第2セットもミスが目立つ日本に対し、気持ちよくスパイクを決めていくセルビア。圧倒的大差にセッターを宮下選手から橋本選手(JT)に交代。立て直しを図るものの、強いサーブで崩され思うような試合ができませんでした。佐藤選手が好守を見せる場面もありましたが、巻き返せず。第2セットも失います。
第3セットは長岡選手と平井選手(久光製薬)を起用。新鍋選手(久光製薬)をレフトに回します。起用した2人を軸に点をとり中盤まで競り合いますが、ここでもミスが出た日本は勢いを失い、ストレート負け。全日本初選出の選手が多いだけに、まだまだ発展途上の面が露呈しました。
 
いつもどおり苦しい試合でしたが、今日は江畑選手が一度もコートに立ちませんでた。決勝ラウンドでもこの大会は色々な選手を使っていこうという意図なのかもしれません。明日は優勝候補筆頭の中国との戦い。温存した江畑選手が起用されるか注目です。
一方、スタメン起用された佐藤選手。レセプションは実に88.9%成功でしたが、受数はわずかに9。リベロは狙いから外す戦略だったのでしょう。新鍋選手が相当拾っていました。スパイクレシーブでは好反応もあり、結果を残しましたが、位置取りに関してはまだ課題がありそうです。
試合結果
日本0-3セルビア
(22-25)
(17-25)
(19-25)
佐藤あり紗 ディグ2.33本/セット(総受数17) レセプション88.9%(総受数9)
新鍋理沙 11得点(スパイク11得点)決定率42.31%

0 件のコメント:

コメントを投稿