2013年7月5日金曜日

バリントン 自身で適時打逆転も8回力尽く

し烈な3位争いが続く中日戦。先発にバリントンを起用して3タテを狙いました。
初回、菊池涼介くんが実に29打席ぶりの安打。三ゴロかと思われた当たりでしたが、昨日見せた俊足で内野安打をもぎとりました。2死となったところでは盗塁も決めて、今期11個め。リーグ3位タイになりました(ちなみに失策は14個でワースト1位、三振も64個でワースト1位タイです。残念ながら得点には結びつかず。その裏にバリントンが被弾し先制を許します。
しかし2回に梵選手が四球、プリンス・堂林選手安打を放って1死1、3塁。ここでも堂林選手が走って盗塁成功。1死2、3塁と好機を広げると、石原選手がきっちり犠飛で同点に。さらに初回に失点したバリントンがセンターへきれいに打ち返して逆転に成功。自身で援護点をたたき出しました。
投げるほうでは2回裏に三塁打を打たれるものの、2ゴロで切り抜けると、6回まで無安打に抑える好投。7回に1本安打を打たれても崩れることはなく3人を三振に取り終盤へ。
双方ともに好機が巡ってきたのは8回。まずは広島が久々の安打で吹っ切れたのか、先頭の菊池くんが鋭いスイングで2塁打。進塁打と四球で1死1、3塁の場面で今日3三振と絶不調の松山選手。さすがにこれはということで選手を代えて廣瀬選手。左投手ということもあっての代打でしたが、絶好のダメ押しの機会を逃す三振。梵選手も倒れて追加点ならず。
すると、ここまで良かったバリントンが先頭打者に四球。犠打で1死2塁のピンチ。2死までいって一安心したところで、なぜか1番打者を敬遠。確かに嫌なイメージのある大島選手ですが、そこまで警戒する必要があったのかどうか。もし次の打者につながれたら怖い中軸外国選手と勝負になってしまうところなのですが…。結果、逆転の走者を背負って、適時打を打たれてしまう最悪のパターン。さらに中軸選手にも打たれて3点を失います。ここでバリントンは降板。昨日出番がなかった小野投手が登場。いい投球のときもあるのですが、大体マウンドに上がった直後は思った投球ができない小野投手。今日も本塁打を打たれて終戦となりました。

敗戦となりましたが、今日良かったところといえば、菊池くんとプリンスがともに安打を放って、盗塁を決めたこと。2人とも失策・三振がなかったところでしょうか。若鯉の2人に元気がないとさびしい限りなので、今日をきっかけにこれからガンガン活躍してもらいたいものです。
バリントンもあの敬遠さえなかったなら完投勝利もありえた好投ぶりだっただけに、あの愚策だけが悔やまれます。本来ならば安心して任せられる投手がいれば8回に継投もできたでしょうが、現状適任者がいないなか、先発投手には完投できる能力が求められてしまっています。

試合結果
広島2-6中日
バリントン 7回2/3 被安打5 被本塁打1 与四球3 奪三振6 自責点5 防御率2.81
菊池涼介 4打数 2安打 1盗塁 打率.224

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