2013年6月4日火曜日

中村恭平5回被安打3で3失点 援護なく 5連敗

先発陣唯一の左腕で、連敗脱出に期待のかかる中村恭平(きょんぺい)投手が先発。初回から四球が多く、ピンチを招くも、要所で併殺を取ってしのぎます。味方は2回、3回とチャンスを作るも適時打が打てないいつものパターン。
5回裏にきょんぺいくんが四球がらみでまたもピンチを背負うと、内野ゴロの間の1点、さらに適時打を打たれて計3失点。被安打はわずか3だっただけに、四球の多さが悔やまれる登板となりました。ただ、ここ数試合で先発4本柱がものの見事に炎上したのと比べると、谷間投手で5回3失点と試合を作れたのはまだ良かったのかも知れません。結局、その後継投した久本投手、ミコライオが各1失点でなんともしがたい試合となりました。
打線は、試合の流れがほぼ決した8回に、ようやく菊池涼介くん2塁打から松山選手適時打で1点を取るのがやっと。相変わらず打てない状況が続いています。しかし、最近の試合の中ではまだ今日は投打とも少しは期待できる場面もあったのは事実。今までまったくといっていいほどチャンスが作れなかったのが、この日は走者を貯めるところまではいくいつもの状態になった気がします。8安打で1得点と相変わらずの得点力不足ではありますが、安打が出てくれば、失策や四球ででも得点は入るかもしれないのでなんとかここらへんで底入れをしてもらえればと思います。

ここ2試合、上本選手にスタメンを奪われて、出場機会がなかった菊池くんでしたが、今日は初回から粘りの打撃を見せてくれました。簡単に打ち損ないすぎる点で相手投手を楽にしていたのを批判されていたので少しは意識が変わってきたのかもしれません。その後、犠打もきっちり決め、8回は得点につながる突破口を開いてくれました。控えに回った悔しさを晴らすことができたでしょうか。

5連敗となった広島ですが、2軍は元気に6連勝中です。鈴木誠也くんを筆頭に若手が活躍し、栗原選手やエルドレッド選手など本来1軍にいるべき選手もいて打線に厚みがでています。機会があれば、こういった好調な選手が上がってくるかもしれませんね。

試合結果
広島1-5オリックス
中村恭平 5回 被安打3 与四球6 奪三振2 自責点3 防御率4.60
菊池涼介 3打数 1安打 1犠打 打率.235
松山竜平 4打数 2安打 1打点 打率.280
梵英心 4打数 2安打 1三振 打率.280

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