2013年6月13日木曜日

會澤第1号本塁打 堂林・丸適時打 9回逆転勝利

東北戦初戦は粘りの投球をする大竹投手を打線が8回に援護。先頭の菊池涼介くん安打で出塁すると、絶好調の松山選手2塁打で続き、これまた決定機で強さを発揮する梵選手適時打を放って逆転。8回、今村投手が走者を背負いながら抑えるも、9回ミコライオが2死3塁から痛恨の適時打を打たれて延長へ。しかし10回に主砲として復活したエルドレッド選手の意地の本塁打でなんとか勝利。
菊池くんは1回に犠打で先制の好機を作り、8階には先頭打者として逆転に導くなど得点機にからんでいました。

試合結果
広島4-3東北
大竹寛 7回 被安打8 被本塁打1 与四球2 奪三振4 自責点2 防御率2.69
菊池涼介 4打数 1安打 1犠打 1三振 打率.232
エルドレッド 4打数 2安打 1本塁打 1三振 1四球 1打点 打率.259


続く、2戦目。先発は前回好投した中崎投手。バッテリーを組むのは前回同様、會澤翼(アツ)くん。初回、菊池くん好守からスタートしたものの、内野安打と四球で2死1、2塁。ここで高めの失投が本塁打となりいきなり3失点。中崎投手はここから4回まで毎回走者を背負うピンチが続くものの粘ります。早く同点に追いつきたいところで、3回に相方のアツくんが打てる捕手の本領発揮、今期初本塁打を叩き込み1点を返します。4回にも2死満塁の好機を作りますが、ここでは得点できず。
5回からは小野投手に交代。代わった直後に四死球でピンチを招くも、後続を抑えて2回無失点。7回は小刻みに河内投手、梅津投手、久本投手でしのぎます。8回は先発・中崎投手の負けを消したいアツくんが先頭で安打を放つも、後が続かず。
運命の9回。執念の広島打線は岩本選手安打で反撃開始。続けて、梵選手、中東選手がそれぞれ7球、9球と粘りに粘って好球必打、1死満塁に。ここで登場はプリンス・堂林選手。この日は3打数無安打だったものの、なにかやってくれそうなオーラが出ていました。最近の成績では代打を送られても仕方ない場面でしたが、監督の信頼に応えるかのような見事なスイングで適時打を放ち同点へ。中崎投手の負けが消えました。なおも、1死1、2塁。代打の廣瀬選手は倒れるも、打撃が復調して頼りになる1番打者丸選手が5打席目にして値千金の適時打で逆転に成功。9回裏に今村投手がいつものように無死満塁の大ピンチを演出。ここを併殺打の1点で切り抜けるあたり、もはや時代劇の定番ですかと思うような自演振り。劇場型投手として面目躍如の1点差逃げ切りで勝利。中身はともあれこれで5連勝となりました。

菊池くんは打撃面ではいまひとつでしたが、守備では再三にわたり好プレーを連発。最後の最後は送球が逸れて内野安打としてしまいましたが、普通に抜けていた当たりだったので致し方ないと思います。一時は安定性重視で動きの軽快さが損なわれていた感じがありましたが、今日の動きは見ていて楽しい躍動感ある菊池くんらしい守備が見られました。
アツくんについては初回に3点を取られたものの、その後は落ち着いて投手を鼓舞する場面が見られました。2安打も放ち、本塁打では飛距離を魅せつけ、左前安打も鋭いスイングで投手に対して威圧感がある打者として存在感を発揮していました。

試合結果
広島5-4東北
中崎翔太 4回 被安打5 被本塁打1 与四球3 奪三振2 自責点3 防御率5.10
菊池涼介 5打数 1安打 打率.231
會澤翼 3打数 2安打 1本塁打 1打点 打率.294
堂林翔太 4打数 1安打 2打点 打率.217
丸佳浩 5打数 1安打 1三振 2打点 打率.304

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