2012年8月5日日曜日

福井くん 6回途中降板も2勝目

前日にエルドレッド、堂林の活躍で一気に逆転勝ちを収めた勢いを今日も続けたい中、先発したのが前回巨人相手に好投した福井優也くん。阪神の先発は安藤優也投手。奇しくも名前が優也同士の「優也」対決となりました。
試合は2回裏に昨日も大活躍のエルドレッドが来日初ホームランを放ち、先制。1死満塁から梵選手が走者一掃の2塁打。さらにエルドレッド2打席連続のホームランと強力に福井くんを援護。福井くんは優也対決を見事に制しました
4回までヒット1、四球1に抑えていた福井くんは5回表に1発を浴びるも勝利投手の権利を得ます。が、6回表に急に崩れてしまいました。ヒット2本で1死1、3塁のピンチで不運なボークの判定。ここで集中力が切れてしまったのか、2塁適時打をくらってリードは保ちながらも降板。後を受けた中田投手にバックも好守で応えて失点を2点に抑えました。
7回からは抜群の安定感を見せる今村猛くんが登場。2回を4奪三振できっちり6人で打ち取りました。最終回はミコライオが締めて苦手阪神相手にホームで連勝です。

前回の巨人戦はまったくと言っていいほど期待されていなかった福井くんでしたが、今回は天敵ともいえる阪神相手にもなんとか勝ちをと望まれるほどに期待を集めていました。結果は4回まではすばらしい出来で、試合を壊すことなくその期待に応えました。5回以降は微妙な内容となり課題も多いようで、本人のコメントも「情けない。…投げるスタミナがない」と2勝目を挙げても反省しきりのようです。ただ、1軍復帰後の一番の改善点は16回1/3を投げて、四死球がわずかだという点でしょう。四球から自滅するという今までと比べると明らかな進歩で、これだけでずいぶんイメージが変わった気がします。前回の好投と今回の天敵相手に及第点といえる投球で、ローテーションの5番手としてさらにアピールができたと思います。次回もがんばって投げてほしいです。

本日の結果
広島6-3阪神
福井優也 5回1/3 被安打5 与四死球1 被本塁打1 奪三振2 自責点3 2勝目


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