2012年8月9日木曜日

野村くん 新人王に黄信号 6敗目

阪神に3連勝して臨んだ中日との3連戦。
初日はエース・マエケンが7回2失点(自責点1)と好投するものの、打線の援護がなかなかなく、後を託したサファテがエラーにも足を引っ張られて1アウトもとれず無死1、3塁となり、2失点。2-4で敗戦。
2日目は捨て試合とばかりに今井投手が先発。初回にいきなり打者2人に連打を浴びて、1失点となるものの、その後は四球を出して苦しみながらも6回を2失点で切り抜けました。特に6回は無死満塁から1点しか与えずなんとか試合を作りましたが、打線は完全に沈黙。ヒットは中日を上回る5本ながら0-22連敗

なんとか3連敗だけは避けたい3日目は1日間隔をあけて登板となった野村祐輔くん。前回は自責点0ながら味方も点が取れず、7回途中で降板、敗戦投手となったためなんとか勝ち星がほしいところ。疲れも感じられたため1日余裕をもらいましたが、初回簡単に2死を取ってから2連打、さらに四球を与えて2死満塁のピンチに。相手・谷繁選手に粘られて3-2と押し出しの不安もあるなかなんとか打ち取ります。3回も先頭を四球で出すものの、後を抑えて乗り切るものの、5回にヒットと四球で2死1、2塁として連続安打で2失点。この回を投げきるものの、球数94球、5回2失点で降板となりました。
勝ちをなんとしても拾いたいと、6回からは横山投手が、7回からは今村投手が投げます。8回に今村投手がヒット2本で2死1、3塁とピンチとなりましたが、最後は空振り三振に切って連続無失点記録をまた更新。
9回2死からエルドレッドが意地のホームランを見せて1-2と迫るものの、つづく堂林選手が3球3振でゲームセット。防御率1点台の投手2人をつぎ込んでまさかの3連敗。投手陣が粘りに粘っただけに打撃陣のふがいなさが際立った3連戦となりました。
肝心の野村くんですが、1日休ませてもらったにもかかわらず出来は良くありませんでした。初回から四球でピンチを広げ、3回も先頭から四球、5回は四球で失点もしてしまいました。捨て試合だった今井投手が四球で苦しみながらも6回2失点だったことを考えると、勝ちをとりに行った野村くんが5回で降板は厳しいです。抜群のコントロールがここにきて少し不安定なのが気になります。
横浜・中日に2連敗で通算成績は7勝6敗となり、最低2ケタは勝利したい新人王に黄信号です。

本日の結果
広島1-2中日
野村祐輔 5回 奪三振6 被安打5 与四死球3 自責点2 6敗目(防御率1.65)

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