2015年12月21日月曜日

日立 岡山に競り勝ち4強へ

全日本選手権は準々決勝が行われました。男子は大学勢で勝ち残っていた中央大学と東海大学がともにストレート負けで姿を消しました。
女子はVプレミア上位と下位の争いとなり、久光製薬スプリングス、東レアローズ、NECレッドロケッツの上位陣が勝ちあがりました。

日立リヴァーレは岡山シーガルズと対戦。
第1セットはサーブで崩すことに成功した日立が先行。10-1とリードします。その後もパオリーニを中心に攻める日立が大差でこのセットを奪います。
第2セットは逆に岡山がいきなり4連続得点。その後もレシーブやつなぎが雑な日立は失点を重ね3-10とリードされます。パオリーニも封じられ思うような攻撃ができず焦りからミスを連発。佐々木選手投入も効果なく、このセットは第1セットと正反対に岡山に奪われます。
第3セットは気持ちよくアタックが決まらないながら、相手のミスに助けられる日立。サーブレシーブが乱れ中盤に逆転を許します。苦しい中、遠井選手のブロックとアタックで同点とし、接戦の中盤に内瀬戸選手のサーブからパオリーニが連続得点で逆転します。しかしパオリーニが後衛に下がるととたんに決定率の落ちる日立。サイドが全く機能せず逆転されます。なんとかしのぐ日立は22-22でパオリーニが前衛に戻り強烈なスパイクを決めると、遠井選手がサービスエースで24-23と最終盤で逆転。最後は岡山のミスで大事なセットを取ります。
第4セットはレシーブに粘りが見られない日立。第2セット同様、岡山に先行されます。岡山のブロックや軟攻に対応できず、あっさりこのセットを失いフルセットへ。
第5セット一進一退の序盤。遠井選手が苦しいところでよく決めます。10-9から内瀬戸選手のサーブが走り、レシーブを乱すことに成功。12-9とリードします。最後はこの日あまり調子の上がらなかった渡邊選手が連続得点。岡山に辛勝しました。
準決勝は日立リヴァーレがNECレッドロケッツと久光製薬スプリングスが東レアローズと対戦します。

試合結果
日立リヴァーレ3-2岡山シーガルズ
     (25-12)
     (12-25)
     (25-23)
     (12-25)
     (15-11)

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