2014年9月25日木曜日

世界選手権 ベルギーを下して初勝利

バレーボール女子世界選手権2日目。日本はベルギーと対戦。ワールドグランプリでは第2グループから第1グループへ昇格を決めた欧州の強豪。初戦でアゼルバイジャンに敗れた日本にとっては欧州勢へ連敗はできない戦い。
本来ならばこの2戦は余裕を持って戦いたいところでしたが、この試合も接戦を強いられる苦しい展開。第1セットは中盤24-18から粘られて辛うじて奪います。しかし第2セットは13-17から終盤一度は逆転に成功するも落としてしまい1-1とされてしまいます。
第3セットも優位に進めながら中盤以降追い上げられて接戦となります。終盤抜け出してなんとかセットは取りました。第4セットは序盤こそ第3セットの勢いのまま4-0とリードを奪いましたが、あっさり同点とされると流れは一気にベルギーへ。13-20と絶望的な差をつけられてしまい、このまま第5セットへもつれるかと思われましたが、ここから驚異の粘りをみせ江畑選手、新鍋選手が得点を奪うと石田選手のサーブで22-22の同点に。木村選手のアタックで逆転。最後は木村選手がブロックを決めて劇的勝利。苦しみながらも1勝1敗とすることができました。

昨日の試合では欠場した江畑選手が本日は大爆発。一時は50%を超える決定率をたたき出し、最終的には29得点。最近はいろいろな選手が起用され、出番も少なくなってきましたが、圧倒的な攻撃力は健在。この試合でも苦しいときには江畑選手が決めるという場面が数多く見られました。
一方でつなぎの面では全体にうまく機能していないように感じられました。粘ってからの速い切り替えしも影を潜め、欧州の選手にとってはやりやすい高さ勝負にもちこまれている気がします。もう一度役割分担の見直しが必要なのかもしれません。

試合結果 日本1勝1敗
日本3-1ベルギー
(25-22)
(22-25)
(25-20)
(25-23)

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