2014年9月17日水曜日

大田決勝逆転弾 広島3度の勝ち越しも1発でフイ

1勝1敗で迎えた巨人との3連戦最終戦。
先発はヒースで勝ちが見込める試合でした。初回いきなり4点を挙げて楽勝ムードでしたが、2回にヒースが一死から二塁打を打たれて大崩れ。せっかくの4点を奪い返されてしまいます。
それでも3回に田中くんの二ケタ本塁打へ王手となる9号本塁打で勝ち越し。6回二死から同点とされるも、その裏今度は石原選手の二塁打、天谷選手の安打から石原選手の好走塁で1点をもぎとり再度勝ち越しに成功。
7回は2番手の中崎くんでしたが、二死から巨人打線につかまり同点とされてしまいます。二死からでも食らいついてくる驚異の粘りに苦しむ広島でしたが、その裏松山選手が猛打賞となる本塁打を放って3度目の勝ち越し。もういい加減勝負を決めたいところでしたが、ミコライオにつなげる投手がいないという事態。
左の戸田くんと上がったばかりで信用に欠ける小野投手、敗戦処理要因の篠田投手が並ぶ中、消去法で中田投手が登板しますが、このところ絶不調の中田投手。いきなり初球を打ち返されると、代打で登場したのは広島出身の大田選手。大竹投手の人的保障の最有力候補として噂された選手ですが、打率はわずかに.219。身体能力だけは定評があるだけに、この場面ただひとつの願いは「大田選手、本塁打だけは打たないで」「中田投手、本塁打だけは打たれないで」と祈っていましたが…。結果は最悪の逆転2点本塁打。この試合初めて巨人が逆転に成功。この後もピンチを広げて、暴投でさらに1点を失ってしまいました。
8回裏代打の鈴木誠也くんも二塁打で暴走。はやる気持ちがすべて裏目でなすすべなく連敗。勝てる試合だっただけにここ一番でのミスが大きな差となり残念でした。これで阪神との差が1.5となり、2位確保が危うくなってきました。

今日の試合、中田投手の出来がすべてを決めてしまったのですが、流れの上で勢いを止めてしまったのが、6回の菊池くんの犠打失敗でした。
せっかく下位打線で好機を作って1点を勝ち越した場面。なおも無死1、2塁とここで畳み掛けておけば楽な展開でしたが、最多安打候補の菊池くんでまさかの犠打を選択。しかも打ち上げて進塁できずと最悪の結果。続く丸選手とエルドレッドも凡退して嫌な雰囲気にしてしまいました。そのまま7回に同点にされ、松山選手の殊勲打もこの流れの中では効果を発揮できませんでした。
菊池くんがこのまま調子を落とすとズルズルいきそうで心配です。あとは中継ぎ投手に柱となる選手がいなくなってしまい誰も信用ができません。次の試合は背水の福井くんが先発すると予想されるので、今日のようなことがないように願います。

試合結果
広島7-9巨人
ヒース 6回 被安打5 与四球3 奪三振4 自責点5
松山竜平 5打数 3安打 1本塁打 2打点
田中広輔 4打数 2安打 1本塁打 1三振 1打点

0 件のコメント:

コメントを投稿