2014年5月21日水曜日

パイオニアレッドウィングスが廃部か

Vリーグに所属しているパイオニアレッドウィングスが廃部を検討していることが判明しました。
東北パイオニアの親会社のパイオニアはDVDレコーダーを世界で初めて製品化するなど業界をリードする会社で、一時期は日立など重電各社をしのぐ家電メーカーの勝ち組企業とされていました。これに呼応するように、東北パイオニアも全日本クラスの有名選手を多数獲得し、当時の日立佐和リヴァーレを下してVリーグへ昇格。パイオニアレッドウィングスと改称して強豪チームの仲間入りを果たしました。
しかし製品の普及速度が想定を上回り、価格は急落。録画機市場で競争力を失い、再生のためにプラズマテレビ事業へ社運を賭けた投資を行いましたが、大型化が進んだ液晶テレビに完敗。
最近では不採算ながらも高いブランド力を持つ映像・音楽事業を売却し、得意とするカーナビなど車載機器へ資源を集中する方針を打ち出しています。
今回、パイオニアレッドウィングスがプレミアリーグから降格することとなり、厳しい経営環境をかんがみて廃部することになったようです。

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