2014年5月2日金曜日

大瀬良くん完投勝利 ロサリオ4安打大当たり

阪神に連敗して、ゲーム差なしとなった首位対決。先発は大瀬良大地くん。
打線は3回にロサリオが2号本塁打を打ち先制。その裏に大瀬良くんが無死1、2塁の危機。しかし後続を抑えて失点しません。
味方は4回に菊池くんが安打で出塁。進塁打と後逸で3塁まで進むと、エルドレッドが適時打。この後、ロサリオにも適時打が出て3−0とします。
5回にも1死から菊池くんが安打を放ち、丸選手も続くと、今度はエルドレッドが本塁打。3点を追加。試合を優位に進めます。
大瀬良くんは8回まで素晴らしい投球を披露し、完封ペース。さすがに疲れが見え始めましたが、球威は十分。9回に1点本塁打を打たれていまい、完封こそ逃しましたが、完投で3勝目。マエケン、バリントンに次ぐ3番手投手になってきました。
今日の試合は外国人選手が得点を取ってくれたことで楽に勝つ事ができました。特にロサリオは4打数4安打と大当たり。エルドレッドも好調ですし、外国人枠を巡る争いもし烈です。

そして、今日の影の勝利の立役者は菊池くん。2回の出塁がともに得点に結びついてしっかり好機を作ることができました。4回は脚力を発揮。捕手が落球したすきを見逃さず、果敢に3塁を狙いました。結果、安打1本で生還することができ、流れを引き寄せることができました。前にあった三邪飛で進塁したようにほんの少しのすきすら見逃さない走塁は相手にとってかなり厄介になっているのではないでしょうか。菊池くんが出塁することで打者だけでなく走者にも注意を配らないといけなくなり、より得点しやすい状況が生まれています。

試合結果
広島6−1阪神
大瀬良大地 9回 被安打8 被本塁打1 与四球2 奪三振7 自責点1
ロサリオ 4打数 4安打 1本塁打 2打点
エルドレッド 3打数 2安打 1本塁打 1四球 4打点
菊池涼介 4打数 2安打 1三振

一方、昨日不本意な投球をしてしまった野村祐輔くんは2軍落ち。調整し直して、いつもの精度の高い投球が戻ってくることを期待しています。
空きができた1軍ローテですが、5投手に続く起用があるのかどうか。駒は揃っているだけに不透明ですが、昨日今日と2軍では武内投手と戸田くんが好投。ともに7回を1失点と猛アピール。武内投手は前回登板も良かったことで先発としては1軍昇格の有力候補です。去年はプロ初勝利をフイにされてしまった借りがあるので、今年こそは念願を叶えたいところです。
武内投手と並んで候補に挙げられる福井くんは結果は残しているのですが、内容からは絶好調とは言えないのが気がかりです。速球も140キロ台前半と、制球を重視してのことでしょうが、去年はそれで失敗していただけに、果たして1軍で通用するのかどうか。もともと先発としては球種が少ないだけに、最大の武器であるストレートで押せないと苦しくなります。十分な調整をしてから上がってほしいです。

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