2014年5月19日月曜日

菊池・エルドレッド猛打賞 バリントンも5勝目

巨人との3連戦の第2戦はマエケンが先発。
初回に先頭打者に2塁打、暴投で無死3塁から適時打を打たれ先制を許します。3回にも2点本塁打を浴び、3失点。6回に打球が当たる不運もあり6回3失点で降板します。
味方打線もいいところがなく、6回に菊池くんの安打に丸選手の四球、進塁打で1死2、3塁の場面で相手暴投で1点を取るのがやっと。
7回の中田くんと8回のフィリップスも負け試合での登板で1失点ずつと完敗。昨日のお返しをされてしまいました。

数少ない見せ場は7回。中田投手が1点を奪われ、なおも1死満塁と大ピンチの場面。かなり前進しての中飛を丸選手が好返球。この日、スタメン捕手を任された會澤翼くんも好ブロックを見せて、タッチアップを防ぐことができました。
菊池くんも6回に1塁寄りの二ゴロを体を反転させながらの2塁送球で封殺を取り好守を魅せてくれました。
田中くんは7回代打で出場。一ゴロが相手失策となり、出塁し盗塁に成功。得点には結びつきませんでしたが、プロ初盗塁を記録しています。

試合結果
広島1-5巨人
前田健太 6回 被安打4 被本塁打1 与四球2 奪三振2 自責点3
木村昇吾 4打数 2安打


エース・マエケンで痛い星を落としてしまった3連戦の最終戦。先発はバリントン。
打線は1回に梵選手の安打に菊池くんが2点先制本塁打。菊池くんはこの3連戦で2本目の本塁打で、今期5号となっています。
3回にも梵選手の安打に菊池くんが続いて2塁打。暴投で1点が入り、1死3塁でエルドレッドが2点本塁打。序盤で5点差をつけます。
4回にも代打の木村選手が本塁打と采配も的中。5回の満塁の好機は活かせなかったものの、6回には四球と失策に菊池くんの犠打で1死2、3塁。さらに四球で再び満塁の好機をもらうとエルドレッドが本日2本目の本塁打。しかも満塁弾となり10-0と勝負を決めます。
先発のバリントンは前回登板では本来の投球が全くできずKOされてしまいましたが、この日は調子を取り戻したよう。味方の失策でピンチを招くことがありましたが、6回まで無失点投球。7回に一発を浴び、8回に適時打を打たれて3点を失いましたが、上々の内容でした。9回からはバリントンの後を受けて戸田くんがテスト登板。2軍でともに頑張ってきた會澤翼くんとバッテリーを組んで、菊池くんの惜しい内野安打1本を許すものの併殺で締めて無失点。完勝しました。

本日は本塁打で先制点をたたき出した菊池くんがヒーローに。3回も追加点にからむ2塁打を放ち、本日は猛打賞。米子での不振はなんだったのかという大当たりですが、単に阪神と相性が悪いだけかもしれません。
もう1人の猛打賞選手・エルドレッドも6打点と荒稼ぎしましたが、菊池くんとエルドレッドの2人が躍動するとチームは勢いがつきます。そのエルドレッドは2回に野村監督から直接指導をベンチで受けていましたが、それが実を結んでいます。ケニー打撃論がエルドレッドにはぴったりはまっているようです。
キラや丸選手、梵選手も一時期の不振から脱してきて上位打線がつながるようになってきました。さらに下位でも木村選手が目をみはる様な成績で大きく貢献。去年もプリンスが離脱して以降、打撃ですばらしい活躍を見せていましたが、今年も安打を量産。この日も3打数2安打で打率はなんと.343と規定には足りませんが、松山選手を上回り、エルドレッドに次ぐ数字を挙げています。プリンス不在の中、激しい三塁手・遊撃手争いで他の選手を大きくリード。定位置を確保してきそうです。

試合結果
広島10-3巨人
バリントン 8回 被安打5 被本塁打1 与四球2 奪三振7 自責点3
エルドレッド 5打数 3安打 2本塁打 6打点
菊池涼介 4打数 3安打 1本塁打 1犠打 1三振 2打点
木村昇吾 3打数 2安打 1本塁打 1死球 1打点

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