2013年6月6日木曜日

梵 守備に攻撃に殊勲 連敗6でストップ

連敗が6となり借金10の広島。先発バリントンは粘りの投球で5回を1失点で切り抜け、打撃陣も奮起。5回裏に代打の岩本選手が初球を狙い打ちして適時打でバリントンの負けを消すと、6回にも1点を追加。7回に小野投手が1死1、3塁のピンチを招くも、梵選手が三遊間の打球をダイビングキャッチで好捕。無失点で切り抜けます。8回裏には絶好調の梵選手が2死1、2塁の場面で中安2塁打で貴重な2点を追加。このまま、ミコライオが締めてなんとか連敗を6で止めることができました。なお、梵選手の好守で2回無失点となった小野投手が移籍後初勝利を手にしています。

この日は、一にも二にも梵選手の活躍が光った試合でしたが、それ以外にも3打数3安打で猛打賞の松山選手4打数2安打で好調を維持している丸選手や、代打で結果を残した岩本選手など、得点力不足のチームにとっては明るい材料が見えてきました。

一方で、厳しかったのが復帰したエルドレッド選手で2併殺、1三振と散々な出来。まだ昇格させるには早すぎたのでしょうか。菊池くんも4打数で3三振とまったくいいところがありませんでした。
菊池くんにしてもプリンスにしても、結果がなかなか出ておらず、2軍に行かせたほうがよいのではという話もありますが、それ以上に結果を出せていない安部選手、小窪選手、上本選手が残ってなにが出来るのかが問題です。これらの選手に代えて、守備面で危険はありますが、2軍で好調な鈴木誠也くんや庄司くんあたりをあげられるのであれば、結果は不問にして、チャンスを与える場と考えて、菊池くんとプリンスを控えにまわして休ませてみるのも面白いのですが…。正直、プリンスに代えて小窪選手、菊池くんに代えて上本選手ではあまり得られるものが今の時点ではなさそうな気がします。それでも、競争もなく菊池くんとプリンスを使い続けるよりは良いのでしょうか。内野陣の起用法についてはまだ課題が山積しています。

試合結果
広島4-1千葉
バリントン 5回 被安打2 与四球0 奪三振1 自責点1 防御率2.52
菊池涼介 4打数 0安打 3三振 打率.226
梵英心 4打数 3安打 2打点 打率.288
松山竜平 3打数 3安打 打率.308
丸佳浩 4打数 2安打 1三振 打率.306
岩本貴裕 1打数 1安打 1打点 打率.222


2軍の試合では5日に福井優也くんが、6日に戸田くんが登板したようです。戸田くんは1失点の好投で勝ち投手になり、中村恭平くんが2軍落ちする中、左腕1番手としてアピールしています。
一方、先発の駒不足で急きょ中継ぎから先発へ再転向したふっくんは5回を投げて2失点。被安打は6で、与四球は4。失点は犠飛のみで適時打は打たれていないものの、内容は評価できるものではありませんでした。相次いで先発が炎上する中で、ふっくん待望論も出てきたりはするのですが、個人的には今年は一貫して中継ぎで結果を残して欲しいと思います。現状、2軍でも先発できるか厳しい内容なので、1軍では到底もちません。1軍再昇格を目指すのであれば中継ぎのほうがまだ可能性があると思います。

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