2013年6月24日月曜日

プリンスサヨナラ弾で連敗ストップ

なんとしても連敗を止めなければならない広島の先発はエース・マエケン。しかし、今日も本調子ではないのか3回につかまってしまいます。不運な内野安打の間に1点を失うと、続けて被弾。一気に4点差を追う苦しい展開。4回5回にも無失点ながら安打を許して無念の降板。
敗色濃厚な試合で6回からは今井投手が登板。この日、一塁手で先発出場だった會澤くんが捕手へ。すると、このところ不振気味だった今井投手が抜群の投球。逆球もありながら球威があり、2回を失策ひとつに抑えて快投。
打線も6回に迎選手が四球で出塁、菊池くんが先の回の失策を挽回するべく安打で続いて無死1、3塁と好機を作ると、丸選手が二ゴロの間に1点。このところ調子を落としてきていた廣瀬選手がスタメン起用に奮起の2点本塁打で1点差に。
8回9回は今村投手が登場。アツくんも高めに浮きまくるカピバラボールに四苦八苦。8回は1死満塁、9回は2死1、2塁のピンチを作るおなじみの劇場を見せるもなんとか切り抜けます。
勝負の9回裏、好リードで追加点を阻止してきたアツくんが先頭。結果は平凡な三ゴロだったのですが、これが失策を誘って出塁。梵選手が犠打を決めて1死2塁でプリンス・堂林選手。なかなか調子が上がらない期待の若き大砲。しかし、好機で結果を残せる選手であることは間違いないわけで、追い込まれながらも決め球のフォークを見事に捉えて自身初となるサヨナラ2点本塁打を決めてくれました。歓喜に沸くチームメイトに球場も大盛り上がりでした。
ヒーローインタビューでは興奮気味で語るプリンスの陰で怪しげに待機する廣瀬選手・菊池くんら一同。なにをたくらんでいるかと思えば、インタビュー中でもあるのに大量の水を浴びせかける暴挙的な祝福でした。思わずプリンスもびっくりするほどの水を浴びるも、キラキラした笑顔でその後もインタビューに応えていました。
まさにチームもFANも待っていたプリンスの豪快な1発。これをきっかけに上昇していけたらいいですね。

今日は完全にプリンス一色となった試合でしたが、影の功労者はやはりアツくんでしょうか。打撃を買われて一塁手で出場しましたが、結果は出ませんでした。しかし、6回から本職の捕手に入ってからは活き活きとしたリードを見せ、若手投手陣を引っ張ってみせました。結果、崩れかけた試合を建て直し、4回を無失点。逆転劇につなげる活躍となりました。今後も機会を見て捕手として経験がつめればと思います。

試合結果
広島5-4東京
前田健太 5回  被安打8 被本塁打1 与四球1 奪三振5 自責点4 防御率2.97
菊池涼介 4打数 1安打 2三振 1失策 打率.237
堂林翔太 4打数 1安打 1本塁打 2打点 打率.219

0 件のコメント:

コメントを投稿