2012年9月1日土曜日

今井啓介 プロ初完封

8月29日以降、1点、2点、0点と貧打にあえぎ2敗1分の苦境に。それを救ってくれたのがまさかの今井啓介投手でした。
試行錯誤の打線は1番に丸選手、4番に松山選手を起用。5番にエルドレッド、6番に天谷選手で不振のプリンス堂林選手は7番に下げられました。
1回。丸選手が四球、菊池くんが進塁打、梵選手がアウトになるものの、松山選手が四球で2死1、2塁。ここで5番になったエルドレッド適時打が生まれ先制。ヒット1本で1得点。結局これが決勝点となりました。打線は2回以降、立ち直ったスタンリッジに2安打1四球に抑えられてしまいます。
一方の今井投手は最近3試合の先発結果は援護がなく勝ちこそないものの、6回2失点、5回3失点、6回途中3失点とまずまず。5番手だった福井くんが2軍に落ちた現状では絶対に勝ちたい試合でした。
初回にいきなり2死3塁のピンチを迎えますがここであわてることなく対処。4回・6回にも2死1、2塁とされますがタイムリーを打たれることなく打ち取っていきます。8回の打順が回ってきた場面でも代打はなく続投。
9回表に味方がヒットなしながら、3四死球で2死満塁と大チャンスをもらいながら無得点。そこでも気落ちすることなく今井投手は先頭打者を三振に取り、気をつけたい新井良太選手。初球高めの球を運ばれ2塁打に。継投もあってもおかしくないものの、ここまで頑張った今井投手に賭けます。金本選手にはボール先行ながら落ち着いて追い込みファールフライで2死3塁に。ブラゼル選手には9回になっても145キロを出す気迫の投球で3B2Sから空振り三振に。見事プロ入り初完封を成し遂げました。
もし負けていればヤクルトに1ゲーム差につめられていただけに本当にうれしい勝利でした。今井投手にとってもこれでいままで不安定だった5番手投手としての地位を確保できた試合になりました。

本日の結果
広島1-0阪神
今井啓介 9回 被安打4 与四球1 奪三振10 自責点0 2勝目

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