2014年10月13日月曜日

世界選手権最終結果 アメリカが優勝

イタリアで開催された世界選手権の最終結果が出ました。
日本は2次ラウンド最終戦でドミニカ共和国にフルセットの末勝利を収めましたが、3次ラウンドには進めず。7位で大会を終えていました。
3次ラウンドではロシアとドミニカ共和国が連敗し5位が確定。3位決定戦にはイタリアとブラジル、決勝戦には中国とアメリカが進出。
3位はフルセットの接戦で地元イタリアを下したブラジルが入り、決勝は競ったセットを物にしたアメリカが3−1で勝利し優勝しました。

今大会最大の驚きはなんといってもドミニカ共和国の快進撃でした。直前のワールドグランプリでは上位グループ12チーム中最下位となって、来年は決勝ラウンドに進めない第2グループ落ちしていただけに、日本やドイツを上回る好成績を収めたことにはびっくりしました。
一方で、日本はワールドグランプリで銀メダルを獲得していたものの、その予選ラウンドでは苦戦続きだったことから、決して前評判は高くなかったと思うのですが、想定以上に苦しい戦いを強いられました。
戦略の未成熟さが原因なのか、メンバーも固定できず、誰が核になってチームを引っ張っていくのかが見えませんでした。前回の世界選手権では銅メダルを獲得したことで、翌年のワールドカップも序盤もたつきながら4位までこぎつけ、2年後のオリンピックでの銅メダルにつながりました。今回は世界選手権で7位。ここからオリンピックでどれほど巻き返せるのか、世界の上位と中位との差がどんどん縮まる中で、ひとつのミスで大きく順位が変わりそうな予感がした大会でした。

最終結果
第1位 アメリカ
第2位 中国
第3位 ブラジル
第4位 イタリア
第5位 ロシア
第5位 ドミニカ共和国
第7位 セルビア
第7位 日本
第9位 トルコ
第9位 ドイツ
第11位 ブルガリア
第11位 ベルギー
第13位 オランダ
第13位 クロアチア
第15位 カザフスタン
第15位 アゼルバイジャン
第17位 アルゼンチン
第17位 プエルトリコ
第17位 カナダ
第17位 タイ
第21位 キューバ
第21位 メキシコ
第21位 カメルーン
第21位 チュニジア

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