2014年9月24日水曜日

世界選手権 日本はアゼルバイジャンに敗れる

バレーボール女子世界選手権が開幕しました。
日本は欧州の新興国アゼルバイジャンと初戦を戦いました。世界ランクでは格下のアゼルバイジャンでしたが、トルコ系民族ということでトルコと似た高さのあるバレーに苦戦。
第1セットと第3セットをとるものの圧倒的に強いという印象がない日本。アゼルバイジャンは日本の攻撃を良く拾い上げて応戦し、第4セットを奪うと第5セットは一方的な展開。受け身に回ってしまった日本は為すすべなく2-3のフルセット負け。初戦から格下相手につまづく痛いスタートとなりました。

アゼルバイジャンといえば2006年に超攻撃型のマーマドワ選手を擁して世界選手権に参戦。本戦では思うような戦いが出来なかったものの13位と健闘したのが印象に残っています。今回はラヒモア選手というアタッカーが脅威で、この試合も33得点。両チームトップの得点を挙げています。強豪ひしめくプールDではまさに伏兵といった存在のアゼルバイジャンですが、日本を倒したことで2006年の13位を上回る成績を残せそうな勢いを感じます。

一方の日本は全く精彩を欠いた印象。アゼルバイジャンの高いブロックを打ち抜くことができず、抜けたボールも徹底して拾われてしまい、攻撃力の弱さを感じました。欧州での世界選手権開催は2002年ドイツ大会以来となりますが(2006年と2010年は初の2大会連続日本開催)、その時は本戦で予選リーグ13位敗退という屈辱を味わっています。今回は欧州・イタリア開催で嫌な予感がしますが果たしてどういった結果を残せるでしょうか。
同じく初戦で格下相手(チャイニーズタイペイ・台湾)に敗戦した2006年大会ではその後なんとか持ち直して6位で終えています。

試合結果 日本1敗
日本2-3アゼルバイジャン
(25-17)
(20-25)
(25-20)
(21-25)
( 9-15)

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